アトレティコ・マドリーの会長エンリケ・セレソは、スペイン国営ラジオ(RNE)のインタビューに応じ、同じくアルゼンチン出身のディエゴ・パブロ・シメオネ監督がクラブで迎える15シーズン目について語り、「彼は13、14年前にやって来たときと同じ情熱と喜びを持っている」と述べ、「皆が素晴らしいシーズンにするための準備ができている」と強調しました。
「彼の中の情熱というのは生まれ持ったものです。誰にもそれを奪うことはできません。我々は、出場するすべての大会で優勝を目指します。そのためにここにいるのであり、今取り組んでいるチーム作りもそのためです。もちろん、状況や運といった極めて重要な要素によって結果は左右されるかもしれません。しかし、確実に言えるのは、我々はラ・リーガ、チャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイのタイトルを勝ち取るために戦うということです」と付け加えました。
また、セレソ会長は現在の過密日程についても見解を述べ、「欧州大会に出場する選手たちがプレーする試合数は非常に多く、それに加えてスペイン国内の大会、代表戦、さらにはFIFAやUEFAの大会もあります。試合数が多すぎるので、日程を見直す必要があります」と話しました。
「クラブワールドカップは素晴らしい大会ですが、1か月の間にすべてを詰め込むことはできません。特に、大会から2週間後には新シーズンが始まる状況ではなおさらです」ともコメントしました。
さらに、アルゼンチン代表のロドリゴ・デ・パウルの去就について問われた際には、「すべては憶測にすぎません。現時点では何が起こるか分かりません」と述べ、2021年からアトレティコに所属しているワールドカップ王者の将来について明言を避けました。
「それはすべて憶測です。こうなる、ああなると断言するのは、当たるか当たらないかの話です。今のところ、我々にも分かりません」と、同選手の退団や、リオネル・メッシが所属するインテル・マイアミへの移籍の可能性について語りました。
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