デ・パウルとサウール、移籍手続き完了のためプレシーズン初日は欠席

この記事は約2分で読めます。

アトレティコ・マドリーのトップチームは、2025年7月21日(月)に2025/26シーズンのプレシーズンを開始しました。ディエゴ・パブロ・シメオネ監督率いるチームは、8月17日(日)21時30分からカタルーニャのスタジアムで行われる、RCDエスパニョールとのリーグ開幕戦に向けて、すでに準備を進めています。

アトレティコの選手たちは、同日9時から、マハダオンダにあるトレーニングセンターでメディカルチェックを受けました。選手たちはグループごとにクラブのトレーニング施設に到着し、その後、ロス・アンヘレス・デ・サン・ラファエルへと移動しました。チームはその日の18時30分から、現地で初トレーニングを行う予定です。

今季のプレシーズン開始には、ティアゴ・アルマダ、アレックス・バエナ、マッテオ・ルッジェーリという3人の新加入選手が参加しました。一方、ジョニー・カルドーソは現在もブラジル・ポルトアレグレで休暇中です。とはいえ、アメリカ国籍を持つ彼は休暇を早めに切り上げ、今週中にもサン・ラファエルでのトレーニングに合流する可能性があります。本人はできるだけ早くチームに加わることを望んでいます。

デ・パウルとサウールについて
注目すべき点として、ロドリゴ・デ・パウルとサウール・ニゲスの2人は、このプレシーズンの初日にクラブから許可を得て不参加となっており、それぞれの移籍交渉を最終段階まで進めるためです。

アルゼンチン代表のデ・パウルに関しては、インテル・マイアミとの個人合意には至っているものの、アトレティコとの最終合意にはまだ達していません。現時点では、買い取りオプション付きのレンタル移籍となる見通しで、そのオプションは12月に1,500万ユーロで実行可能とされています。MLS(メジャーリーグサッカー)の規則では、年俸が高額な“特別指定選手枠”が3つあり、現在はジョルディ・アルバ、セルヒオ・ブスケツ、リオネル・メッシがその枠を占めています。MLS内では、ブスケツが枠を空けることで、親友メッシと一緒にプレーしたいと考えているデ・パウルの加入が実現するという見方が広まっています。

一方、サウールは同日7月21日(月)中にトルコへ出発する予定で、現地時間19時30分にトレビゾンド(トラブゾン)に到着し、トルコのトラブゾンスポルに合流する見通しです。同クラブとは年俸350万ユーロの4年契約を結ぶ予定です。

アトレティコはこの移籍に対して移籍金を受け取ることはなく、サウールには自由移籍でクラブを離れる“フリートランスファー”が許可されますが、その見返りとして、クラブは年間700万ユーロ(純額)の高額年俸を支払わずに済むことになります。サウールはクラブで最も高額な給与を受け取っていた選手の1人でした。

コメント