アトレティコ・マドリーは、2025/26シーズンのプレシーズンを7月21日(月)より開始します。初日はロス・アンヘレス・デ・サン・ラファエルにてメディカルチェックとトレーニングが行われ、そこから4週間にわたる本格的な準備期間に突入します。
チームは7月21日(月)の午前9時に集合し、メディカル検査や初期段階のチェックを受けたのち、同日12時45分にセゴビア地方へ移動して、フィジカルおよび戦術的なトレーニングを開始します。
ロス・アンヘレス・デ・サン・ラファエルでの合宿は7月26日まで続き、その後はマハダオンダに戻って練習を継続。そして8月3日には、ポルトガルのエスタディオ・ド・ドラゴンにてFCポルトとの親善試合が予定されています。
さらに、8月9日にはイングランドのセント・ジェームズ・パークでニューカッスルと対戦し、8月17日のリーグ開幕戦(対RCDエスパニョール)に向けて最終調整を行います。なお、ラージョ・バジェカーノとの親善試合も検討されており、プレシーズンマッチを3試合にする計画もありますが、現時点では確定していません。
補強費としては、これまでに総額約1億400万ユーロを投じており、これには、昨季レンタルで在籍していたGKフアン・ムッソの完全移籍(アタランタへ300万ユーロ支払い)も含まれています。
アトレティコは今夏、左ウイング(バエナ)、守備的MF(カルドーソ)、攻撃的MF(アルマダ)、左サイドバック(ルッジェーリ)の4名を補強しました。現時点でスカッドはまだ完成しておらず、センターバックと右サイドバックの補強も引き続き検討中です。右SBに関しては、オサスナ所属のヘスス・アレソの名が有力候補として挙がっています。
ルッジェーリ、バエナ、アルマダの3選手はこの月曜日からトレーニングを開始する予定で、カルドーソは休暇を早めに切り上げて今週中に合流する見込みです。
また、クラブはさらなる補強として、もう1人のウイングまたは中盤の選手の獲得を検討しています。これは、いくつかの要因次第であり、その1つがロドリゴ・デ・パウルのインテル・マイアミ移籍の可能性です。アルゼンチン代表MFがこの月曜日にシメオネ監督の下でプレシーズンに参加するかどうかも、現時点では不透明です。
すでに5名の退団が確定
ディエゴ・シメオネ監督が今季のトレーニングで再会しない選手は5人います。アクセル・ヴィツェル、ヘイニウド、セサル・アスピリクエタの3名は契約満了により退団。また、ロドリゴ・リケルメ(ベティス)、アンヘル・コレア(ティグレス)の2選手はそれぞれ800万ユーロで移籍しました。
さらに、サウール・ニゲスも間もなくトルコへ移籍する見込みです。そして前述のデ・パウルも同様。昨季アラベスにレンタルされていたカルロス・マルティンも、今季は新たな1部クラブでのプレーを模索中です。
そのほかにも、トマ・レマル、ナウエル・モリーナ、コナー・ギャラガー、サム・リーノといった選手たちも移籍リストに名を連ねており、魅力的なオファーが届けば放出の可能性があります。
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