オサスナは今週5回目のトレーニングセッションを行いましたが、右サイドバックのヘスス・アレソは2日連続で不参加となり、移籍の噂がさらに高まっています。
ナバラのチームは午前10時30分過ぎにタホナールの第2グラウンドに姿を現しました。その15分後、今夏の主役ともいえるアレソが、真剣な表情を浮かべてフィジカルコーチの一人とともにグラウンドに姿を見せました。7〜8分ほどランニングを行った後、ベンチのひとつに座り、そこからトレーニングセッションを見守りました。
現在、26歳のこの選手の獲得を巡って、アスレティック・クラブとアトレティコ・マドリーが最前線に立っています。昨日、アトレティコが強い姿勢で介入してきたことで、事態は一気に流動的となっており、今後数時間が鍵を握る状況です。
当初はバスクのクラブであるアスレティック・クラブへの移籍が確実視されていましたが、ここに来てアトレティコ・マドリーが急浮上し、選手とは5年契約で基本合意しているとされます。あとはオサスナと移籍条件をまとめるのみです。一方で、アスレティック側は、アトレティコによる獲得を阻止すべく、選手の契約解除金である1,200万ユーロの支払いも検討していると見られています。
アレッシオ・リッシ監督は、この日のトレーニングでロンド（ボール回し）、攻撃の動き、ミニゲームを軸に指導を行いました。イタリア人監督は各プレーの重要性を選手たちに理解させるべく、随時プレーを止めて細かく説明することをためらいませんでした。
オサスナは、明日午前10時30分から再びトレーニングを行う予定で、これは土曜日に行われるロリアン戦を前にした最後のセッションとなります。
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