モルドヴァン、レアル・オビエド移籍が目前に

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アトレティコ・マドリーは現在、補強だけでなく放出の面でも動きを見せています。メトロポリターノのフロントではここ数日、非常に活発な動きが見られ、選手の出入りが加速しています。

特に、ディエゴ・パブロ・シメオネ監督の来季(2025/26シーズン)の構想に含まれていない選手たちの放出が進められており、その一人がゴールキーパーのホラツィウ・モルドヴァンです。彼は昨シーズンサッスオーロにレンタル移籍していましたが、ヤン・オブラクとフアン・ムッソという守護神がすでにいることから、チョロの構想には入っていません。

ルーマニア人GKのモルドヴァンは、昨季のレンタル先であるサッスオーロで重要な役割を果たし、クラブの昇格に大きく貢献しました。そのため、本人としてはイタリアでの残留を希望していました。しかし、サッスオーロは買取オプションの行使を見送りました。

こうした状況の中、彼は引き続きイタリア国内のクラブからのオファーを待つ考えでしたが、情勢が変わってきています。トルコからは、1部昇格を果たしたコジャエリスポルや、同胞デニス・ドラグシュが所属するトラブゾンスポルといったクラブから魅力的なオファーが届いていました。

しかしながら、モルドヴァンはより競争力のあるリーグでプレーすることを望んでおり、最終的にスペインのラ・リーガ、かつての名門クラブでプレーする可能性が高まっています。当初関心を示していたレバンテではなく、レアル・オビエドがアトレティコ・マドリーからのレンタルでの獲得に近づいている模様です。オビエドでは、昇格に貢献したアーロン・エスカンデルとポジションを争うことになります。

なお、モルドヴァンの移籍は買い取りオプション付きのレンタルとされ、そのオプション金額は約100万ユーロになると見られています。

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