ティアゴ・アルマダについてはすでに合意が成立しています。アトレティコ・マドリーと5シーズン、2030年まで契約を結ぶ予定で、ボタフォゴとの間で合意に達したことをクラブが発表しました。これにより、先週末にベンフィカが獲得に近づいていた段階から始まった“電撃交渉”が決着しました。あとは選手がメディカルチェックを受け、契約にサインするだけです。
アトレティコは強い姿勢で交渉に乗り込み、わずか数日でボタフォゴおよび選手本人との合意をまとめました。もっとも、選手自身は「コルチョネロ」になることを熱望していたため、この点に問題はありませんでした。
アルマダの評価額は4,000万ユーロでしたが、アトレティコはその額を支払うつもりはありませんでした。そのため、保有権の一部を取得する案が検討されましたが、最終的には約2,500万ユーロで完全移籍する形となります。ボタフォゴは、今後3年以内に移籍があれば重要な売却益を得る形で合意しており、もしそれが起きない場合はアトレティコが追加で支払う可能性も残されています。
ティアゴは水曜日にスペインの首都へ渡航し、木曜日にメディカルチェックを受けた後、自身の新しいホームとなるメトロポリターノを訪れ、2030年6月30日までの契約にサインする予定です。
アトレティコ・マドリーがティアゴ・アルマダ獲得に動くのは今回が3度目です。最初は2019年、そして2度目は昨年、友人のアンヘリート(コレア)が冬のマーケットでサウジアラビア移籍寸前だったときです。今回はついに交渉がまとまりました。
アルゼンチン人の攻撃的MFは、1月からリヨンにレンタル移籍しており、20試合に出場して2ゴール5アシストを記録しました。アルマダにとっての優先事項はヨーロッパでプレーを続けることでした。そのため、ボタフォゴでのクラブW杯参加は断り、欧州に残ることを選びました。そしてアトレティコからのオファーが再び浮上すると、もう迷うことはありませんでした。今、彼はその夢を叶えようとしています。
コメント