ホラツィウ・モルドヴァンは、2024年冬の移籍市場でアトレティコ・マドリーが驚きの補強をした選手です。クラブはイヴォ・グルビッチを出場機会を求めて放出し、ラピッドからモルドヴァンを100万ユーロ弱で獲得しました。
オブラクの控えになることは最初から分かっていましたが、公式戦で一度も出場機会はなく、昨夏にはサッスオーロにレンタル移籍しました。イタリアではレギュラーとしてプレーしましたが、サッスオーロは設定されていた買取オプションを行使しませんでした。
モルドヴァンは2027年まで契約がありますが、来季の構想には入っていません。というのも、ヤン・オブラクとフアン・ムッソが正GKと第2GKを務め、3人目はカンテラーノ(ここ数年その役割を担っていたアントニオ・ゴミスは契約満了後ポルトガルへ移籍済み)が務める予定だからです。
27歳のモルドバンには移籍先を探しています。そして、『ラス・プロビンシアス』の報道によると、その移籍先はバレンシアにあるかもしれません。具体的には、スペイン1部復帰を果たしたレバンテです。ベテランのアンドレス・フェルナンデスが契約満了となったため、グラノータは来季の正GKを探しており、モルドヴァンに注目しています。
ただし、レバンテのリストに載っているのはモルドヴァンだけではありません。バレンシアに所属するストレ・ディミトリエフスキについても問い合わせを行っています。ディミトリエフスキはコルベラン監督の構想には入っておらず、さらにフレン・アギレサバラの加入で、来季のメスタージャでの正GKはアギレサバラになる見通しです。
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