アトレティコはアンヘル・コレアのティグレスへの移籍に伴い、攻撃陣の補強が必要です。これは周知の事実です。スポーツディレクター部門は近くカルドーソの獲得を決めたいと考えており、さらに新しいディフェンダーの加入で最終ラインを強化することも狙っています。ハンツコやインカピエが特に好まれていますが、クラブがリストアップしている選手はほかにもいます。
攻撃陣では、ここ数日で浮上したのがリールに所属する20歳のストライカー、マティアス・フェルナンデス・パルドの名前です。若いフォワードで、右ウイング、左サイド、さらにはセンターフォワードとしてもプレー可能です。市場価値は1,500万ユーロで、フランスのクラブとは2029年まで契約しています。フランス国内ではすでにエデン・アザールに例えられています。
将来有望な選手であるため、アトレティコだけでなく他のクラブも彼の動向を注視しています。今シーズンはリーグ・アンで22試合、チャンピオンズリーグで7試合、フランスカップで1試合に出場しました。ゴールは全てリーグ戦で4点、アシストはリーグ戦で3つ、チャンピオンズリーグで1つ記録しています。
まさに「新たなカラスコ」といえる存在です。ドリブルが得意で、スピードがあり、ゴール前への飛び出しもでき、攻撃の最前線ならどこでもプレーできます。ただし本人は右サイドから仕掛けるのを好みます。問題は経済面にあります。
リールは2024年にヘントから彼を1,000万ユーロで獲得しており、フランスのクラブはその3倍の額を得られると考えています。フランスのクラブは彼に対しておよそ3,000万ユーロを要求する可能性があります。
マティアス・フェルナンデス・パルドは複数のクラブが狙う選手です。ビジャレアルも数カ月前から注目しており、他にもヨーロッパの複数のクラブが関心を寄せています。アトレティコが先手を打って、この先数年ヨーロッパで大きな活躍が期待されるこの選手を獲得できるか、注目されます。
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