アトレティコのセカンドチームで3シーズンにわたりゴールを守ってきたアレハンドロ・イトゥルベが、ロヒブランコのクラブを離れ、新たな経験を求めてステップを踏み出します。アカデミーの逸材の一人であるイトゥルベは、エルチェへ完全移籍し、今後4シーズンにわたってプレーする予定です。なお、アトレティコは同選手の保有権の50%を保持します。
アトレティコBでは3シーズンにわたりゴールマウスを守り、直近2シーズンでは不動の守護神として活躍しました。イトゥルベはアトレティコ・アカデミーでのキャリアを一歩ずつ積み重ね、U-21スペイン代表の正GKにまで成長し、パリ・オリンピックで金メダルを獲得しました。そして今回、さらなる飛躍を求めてプリメーラ・ディビシオンへ挑戦することになります。
アトレティコとの契約は2027年まで残っていましたが、イトゥルベは2008年にアカデミーに加入し、下部組織のすべてのカテゴリーを経験、各年代で重要な役割を果たしながら、Bチームのキャプテンにまで成長しました。その着実な成長ぶりは多くのクラブの注目を集めてきました。
この数週間で、グラナダ、アルバセテ、サラゴサ、さらにはバレンシアといったクラブもイトゥルベに関心を示していました。そして最終的に、マドリード出身の有望なGKのプレーを楽しむことができるのはエルチェとなりました。アトレティコは彼の将来性を十分に理解しており、エルチェとの4年間の契約期間中、選手の保有権の50%を保持し、将来的に買い戻すことや、移籍が発生した場合にはその利益の半分を受け取ることが可能です。
コメント