クティ・ロメロが来季アトレティコ・マドリーの守備を補強するためのターゲットであることは周知の事実であり、これまでにも伝えられてきました。また、この移籍交渉は時間をかけて進むだろうとも言われていました。そして今、ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノの情報によって、アトレティコがトッテナムに対してアルゼンチン人CBへの正式なオファーを一切出していないことが確認されました。
27歳のアルゼンチン代表は、休暇を終えてチームと共に新シーズンの準備を始めています。シーズン終了時には環境を変えたい、スペインでプレーしたいという希望をほのめかしていましたが、この件は長期戦になりそうです。
トッテナムはチームの最重要選手の一人を失いたくないという意思を繰り返し強調してきました。クラブは彼に契約改善を提示しましたが、ロメロはこれを拒否しました。仮に放出する場合でも、要求額は7,000万ユーロで、アトレティコはその額を払うつもりはありません。交渉は避けられないでしょう。
それでも、今回の情報によれば、メトロポリターノからはまだクティ・ロメロへの正式なオファーは提示されていないとのことで、この移籍話が今後進むとしても時間がかかることが予想されます。
ロメロはディエゴ・シメオネのお気に入りの選手であり、シメオネは彼のプロフィールがチームの最終ラインをより高く保つために必要だと考えています。そのアグレッシブさや空中戦の強さもアルゼンチン人指揮官が高く評価する資質です。しかし現時点では、選手がアトレティコ入りに前向きであることは把握しているものの、クラブとして具体的な動きはまだしていません。
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