アタランタを退団して現在所属先がないコロンビア人MFフアン・ギジェルモ・クアドラードは、今後もヨーロッパでキャリアを続ける意向を示し、スペインやイタリアのクラブと接触があったことを明らかにしました。また、母国復帰の可能性は常に開かれているものの、現時点では考えていないとも述べました。
「正直に言うと、いつも(コロンビアに)戻ることは頭にありました。仲間たち(ファルカオ・ガルシア、ダビド・オスピナ、カルロス・バッカ)に起きたことを見ていて、彼らがやっていることを嬉しく思っています。でも今のところ自分の考えや夢はそこにはありません」と37歳のクアドラードは記者会見で語りました。
また、ユベントスやインテルでもプレーしたクアドラードは、2008年にプロデビューした母国のデポルティーボ・インデペンディエンテ・メデジン(DIM)について触れながら、「ヨーロッパでプレーを続けるチャンスを得たい」と語りました。
「スペインでプレーするのはずっと夢でしたし、(バルセロナやアトレティコ・マドリーに)移籍する機会があったときはユーベでとても良い状態でした。今は可能性があるかもしれません。代理人を信頼していますし、彼はスペインやイタリアのいくつかのクラブと話をしています」と、アンティオキア県北西部に位置するネコクリ出身のクアドラードは付け加えました。
チェルシーやフィオレンティーナでもプレーしたクアドラードは、2026年ワールドカップ出場を目指すコロンビア代表で「再びポジションを争う」ため、今季は継続してプレーしたいと考えています。彼は2023年9月に負傷して以降、長期間離脱を余儀なくされ、インテル在籍時のそのシーズンは代表に招集されていませんでした。
「本当に今年は大事ですし、もっと多くを与えたいと思っています。(中略)代表に戻るために競争したいです」と、2014年ブラジルワールドカップと2018年ロシアワールドカップに出場したこのMFは語りました。
またクアドラードは、現在コロンビア代表が6試合未勝利で2026年ワールドカップ出場をまだ決められていない不振にもかかわらず、「チームは良いことをしている」と強調し、ネストル・ロレンソ監督の仕事に信頼を示しました。
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