数時間以内に、アンヘル・コレアのティグレスへの加入が正式発表されます。これは周知の事実と言えるもので、5月18日に行われたベティス戦後、アルゼンチン人選手はメトロポリターノで事実上の「セルフお別れ」をしていました。当時、選手本人はモンテレイのクラブと個人合意には達していたものの、両クラブ間で移籍条件の合意はできていませんでした。
ルベン・ウリアの報道によると、アンヘル・コレアはアトレティコ・マドリーでのキャリアを終えることを決めたとのことです。数時間以内にメキシコへ渡り、メディカルチェックを受け、新たにティグレスと契約を結びます。両クラブが合意した移籍金は、固定で800万ユーロ、さらに200万~300万ユーロの変動分が加わる見込みです。
コレアは2030年までの契約をティグレスと結ぶ予定で、給与も大幅に増額されます。年俸は350万ユーロから500万ユーロに上がり、さらにモンテレイ地域の税制優遇により、手取りでもより多くを受け取ることができます。これが今回の移籍交渉の鍵となりました。
コレアはベティス戦を利用してファンに別れを告げましたが、クラブ側は当時ティグレスとの合意がなかったため、正式な送別セレモニーを用意することができませんでした。この「セルフお別れ」はクラブを非常に不快にさせ、アトレティコは公式声明まで出しました。当時、コレアにはまだ1年の契約が残っていたことも忘れてはなりません。
こうして、アンヘル・コレアは2014年夏にサン・ロレンソ・デ・アルマグロから加入して以来のアトレティコ・マドリーでのキャリアに終止符を打つことになります。メディカルチェックの際には心臓に腫瘍が見つかり、クラブは手術とリハビリに尽力して、彼を復帰させました。そして、クラブ史に名を残す選手となりました。
シメオネ監督の下で過ごした10シーズンで、リーガ、ヨーロッパリーグ、ヨーロッパスーパーカップを制覇しました。公式戦通算469試合に出場し、これはクラブ史上6位の記録です。その間に88ゴールを挙げ、58アシストを記録しました。
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