ルッジェーリ、アタランタへの温かい別れのメッセージ「忘れられない旅だった」

アトレティコ・マドリーは7月1日火曜日、イタリアのアタランタから左サイドバックのマッテオ・ルッジェーリを獲得したことを発表しました。契約期間は今後5シーズン、2030年6月30日までです。U-21イタリア代表のルッジェーリは、固定額と変動額を含めて約2,000万ユーロでチームに加入します。

ベルガモのクラブは彼にとって非常に重要な存在でした。サレルニターナを経て、アタランタで大きく飛躍したからです。ただし、サン・ジョヴァンニ・ビアンコ（ベルガモ州出身）の彼がしっかりと定着したのは、そこから2年半後のことでした。

2022年11月から当時のアタランタの監督ジャン・ピエロ・ガスペリーニの下で徐々に出場機会を増やし、特に2023-24シーズンで大きな飛躍を遂げました。

そのシーズン、ルッジェーリは公式戦48試合に出場し、うち42試合で先発。2得点5アシストを記録し、チームでの重要性を改めて示しました。この活躍は翌シーズンの序盤も続きましたが、直近のシーズン終盤では出場機会が減少しました。

2024-25シーズンにおいては、出場した38試合のうち24試合で先発しましたが、そのうち最後の21試合ではわずか4試合しか先発できず、他の17試合はベンチスタートでした。

アトレティコ・マドリーへの移籍が正式に決まった後、ルッジェーリはこれまでのクラブとサポーターに向けて温かいメッセージを送りました。

「自分の街を肌に刻むというのは簡単なことではありません。アタランタがベルガモ人として、アタランタのファンとして、そして下部組織で育った一人の子どもとして、私にとってどれほど大切なものかを最も美しい言葉ですら表現することはできません」とイタリア人のルッジェーリは語り始めました。

「無邪気でサッカーを愛する子どもとしてツィンゴニアに来て、大きな夢を抱き、市立スタジアムで自分の人たちと喜びを分かち合いたいと思っていました… 14年経った今、その夢は現実になり、クラブの歴史上初めての大きなトロフィーをベルガモにもたらせたことは、本当に信じられないことであり、想像を超えることです。振り返ってみると、本当に忘れられない旅でした」と続けました。

「これを可能にしてくれたすべての人に感謝します。アタランタというクラブ、ペルカッシ家、ツィンゴニアで働く皆さん、私を信じてくれたガスペリーニ監督、そして最後にすべてのチームメイトたちへ。彼らの幸運を願っています。こうして感情を込めて書いている今、特別な思いを捧げたいのは、私と一緒にネラズーリの色を祝い、そして苦しんだすべてのベルガモの人々です。彼らはいつも私の心にいますし、私たちにとってすべてを意味するあの言葉『常に汗をかくシャツ』は、私の永遠の指針です。さようならベルガモ、さようならアタランタ」とアトレティコの新加入選手は締めくくりました。