ついに公式発表です。アレックス・バエナは今後5シーズンにわたってアトレティコ・マドリーの選手となります。数日後に24歳を迎えるこのスペイン代表MFがメトロポリターノで契約にサインしたことを受け、ロヒブランコのクラブが水曜日に正式に発表しました。
水曜の早朝、ロケータス・デ・マル出身のバエナは、契約締結前のステップとして必要なメディカルチェックを受け、その後アトレティコの本拠地を訪れて契約書にサインしました。選手本人との間では以前からすでに合意が成立していたためです。
一方で、ビジャレアルとの交渉は先週ようやくまとまりました。ラ・セラミカ側は、バエナ本人が「ロヒブランコの選手になりたい」という強い希望を持っていたことを理解しており、その意向を尊重しつつも、自分たちのクラブにとって有利な条件でまとまることを前提としていました。最終的にアトレティコはバエナの移籍金として4,500万ユーロに加え、出来高で500万ユーロを支払うことになりました。
この移籍は、今季に向けてバエナを最優先ターゲットとしてきたアトレティコの希望を叶える形です。メディアが10月に報じていた通り、ついに実現しました。アルメリア出身のバエナは来季からアトレティコ・マドリーでプレーします。
プレミアリーグの複数クラブも関心を示していましたが、バエナはラ・セラミカを離れるならディエゴ・シメオネ率いるチームを第一候補と決めていました。また、1月にはサウジアラビアから届いた非常に魅力的なオファーも断っています。トップレベルでのプレーを続けたいという思いが強く、スペイン残留が最優先でした。
選手は、アトレティコが自分に強い関心を示し、現在だけでなく将来的にも重要な戦力と考えている点を非常に高く評価していました。クラブ側も、バエナが中盤に大きなクオリティの向上をもたらす存在になると期待しています。なお、中盤にはアメリカ人のジョニー・カルドーソの加入も予定されており、すでにパブロ・バリオスやコケが在籍しています。また、現時点ではロドリゴ・デ・パウルもいますが、アルゼンチン人MFの去就はまだ不透明です。
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