「クティ計画」始動

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アトレティコ・デ・マドリーはこの夏も移籍市場での動きを進めています。メトロポリターノではすでに、ビジャレアルからのバエナ、ベティスからのカルドーソ、アタランタからのルッジェーリの獲得を決めています。しかし、ディエゴ・パブロ・シメオネ監督によるチームの刷新はさらに踏み込んだものになる予定です。次のターゲットは「クティ」ロメロです。

トッテナムに所属するアルゼンチン人ディフェンダーは、シメオネ監督がアトレティコのスポーツ部門に対してはっきりと要望している補強のひとつです。監督は、ロメロを最終ラインを高く保って前からプレッシャーをかける守備を可能にする支配的なセンターバックだと見ています。さらに、後方に大きな強さを加えられる存在です。

また、彼は昨シーズンのヨーロッパリーグで大会最優秀選手(MVP)に選ばれており、マンチェスター・ユナイテッドとの決勝でもMVPを受賞しました。センターバックがこの賞を獲得するのは珍しいことです。

現在27歳の彼は、イングランドを離れて新たな経験を求めたい意向を持っています。アトレティコ・デ・マドリーに加入すれば、親友のナウエル・モリーナや、デ・パウル、、ジュリアーノ・シメオネといった代表仲間たちと再び同じチームでプレーすることになります。

さて、昨日Club Uríaが報じたように、すでに交渉は始まっています。アトレティコとトッテナムは、アルゼンチン人選手がロンドンを離れてスペインの首都へ移籍する可能性について話し合いを進めています。この交渉におけるアトレティコの最大の切り札は、選手本人が来季シメオネ監督の下でプレーしたいと望んでいる点です。

先週、イギリスからは、トッテナムの会長ダニエル・レビィが選手を安売りするつもりはなく、7,000万ユーロを要求するだろうと報じられました。ロメロは昨シーズンも非常に重要な選手で、2027年まで契約を結んでいます。実際、ロンドンでは残留を説得しようと期待しており、新監督のトーマス・フランクも選手と話す予定でしたが、そのタイミングは遅かったかもしれません。

交渉は始まったばかりです。アトレティコは、イギリスで報じられている7,000万ユーロという金額を4,500万〜5,500万ユーロ程度まで下げられると信じています。

もう一つの交渉材料は、ホワイトハート・レーンの財政的な問題です。この状況が、予想より早く合意を成立させる可能性を高めています。交渉は始まったばかりで、厳しいものになると予想されています。

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