アトレティコ到着直後の「クン」へのヒル・マリンの叱責:「お前をレンタルに出すぞ…」

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セルヒオ・アグエロは、2006年にアトレティコ・マドリーに加入した当初の面白いエピソードを語り、ハビエル・アギーレ監督の下で出場時間が少なく、退屈していた当時の心境を明かしました。

ESPNへのインタビューで、アグエロは、試合に出られないことでカジノに通っていたことを話し、その行動がクラブのCEOであるミゲル・アンヘル・ヒルに咎められたと打ち明けました。ヒルは、その習慣をやめなければ他クラブへレンタル移籍させるとまで脅したそうです。

「退屈だったんです。ほとんど試合に出られなくて、アギーレが気が向いたときだけ使ってくれるような状況で…ほかに何ができたんでしょう?あるスペイン人と知り合って、『友達にならないか?』と尋ねたら、彼がイエスと言ったんだ。一人だったし…。彼の名前はダニエルだった。僕は言った。『ダニエル、カジノに行かないか?』彼は承諾した。それでカジノに行ったんだ…。そのあと『なんか飲みに行こうか』って誘って飲みにも行ったんです。だって試合に出てないから、ほかにやることがなかったんです。そしたら、クラブのCEOであるミゲル・アンヘル・ヒルがメッセージを送ってきたんだ。『明日クラブに来い、話したいことがある』と。だからてっきり、『落ち着け、大丈夫だ、出場機会がないけど我慢しろ』みたいに慰めてくれると思ってたんです。理解を示してくれるのかと…。でも実際に言われたのは、『もう一度でもカジノに行ったり酒を飲んだりしたら、今年中にレンタルに出す。二度とそんな姿は見たくない!』って怒鳴られて。そのあとは囚人のように家にいたよ」と彼は回想しました。

エンツォ・マレスカとの乱闘
さらに、アグエロはセビージャ戦でのある出来事を思い出しました。当時セビージャの選手だったエンツォ・マレスカ氏との口論の末、彼から頭突きを食らったのです。「信じられないほど殴られたんだ、本当に。何が起こったのか、今でも分からない。シモンが彼にファウルをしたんだ。僕らの選手の一人が倒れていて、ボールを外に出してほしかったんだ。それで僕は近づいて、『なんでボールを外に出さないんだ?』って言ったら、そしたら彼が僕に頭突きをしてきたんだ!」と、クンはDisney+の「La casa del Kun」でESPNの取材に語りました。

アグエロはアトレティコ時代に公式戦234試合に出場し、101ゴール・47アシストを記録。ヨーロッパリーグとUEFAスーパーカップのタイトルを獲得しました。

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