アトレティコ・マドリーは、別れの日を迎えています。複数の選手たちが、6月30日(月)をもってクラブとの契約を終了します。メトロポリターノのクラブは、この2シーズンにわたりディエゴ・パブロ・シメオネ監督のもとでプレーした“影のキャプテン”ともいえる人物に、敬意をもって別れを告げました。
それは35歳のセサル・アスピリクエタのことです。彼は契約満了に伴い、来季アトレティコには残りません。クラブは、ロヒブランコとしての全期間にわたり示された「献身とリーダーシップ」に感謝の意を表しました。
ナバラ出身のアスピリクエタは、2シーズン前にチェルシーからアトレティコへ完全移籍(フリートランスファー)で加入しました。イタリアのインテル・ミラノからの好条件のオファーを断り、スペインの首都クラブでプレーすることを選びました。これまでに数々のトロフィーを手にしてきた彼ですが、アトレティコではタイトルを加えることはできなかったものの、シメオネの下で充実した2年間を過ごしました。
しかしながら、アトレティコの中でも高額な年俸を受け取っていたこと、年齢、そしてチームの若返りの必要性もあり、クラブは契約延長のオファーを提示せず、彼は今後フリートランスファーとしてキャリアを続けることになります。アトレティコでは合計54試合に出場しました。
本人からのメッセージ
ヘイニウド同様、セサル・アスピリクエタもアトレティコ公式メディアを通じてメッセージを残しました。
「ロヒブランコのファミリーの一員になれたことは、喜びであり誇りでもありました。素晴らしい人間性を持つ仲間たちと日々を共にできたことは、本当に幸運でした。ピッチの中でも外でも、私を最初の瞬間からファミリーの一員のように迎えてくれた全ての人たちに感謝しています」と語りました。
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