アトレティコ・フェメニーノ、バルセロナ戦で夢から覚めたくない

この記事は約2分で読めます。

アトレティコ・マドリーは今週日曜、アルカラ・デ・エナレスでバルセロナと対戦します(リーガF第7節)。首位攻防戦となるこの一戦は、リーグでもチャンピオンズリーグでも上位を争う両チームの対決です。アトレティコは直近の試合でザンクト・ペルテンに6-0で快勝し、バルセロナもバイエルン・ミュンヘンに7-1で圧勝して勢いに乗っています。

この勢いのまま首位バルセロナに挑むアトレティコにとって、この“高揚感”は大きな武器となり得ます。バルサはここまで6戦全勝、31得点1失点という圧倒的な成績を誇ります。ビクトル・マルティン監督率いるアトレティコは、開幕3試合ではバルサに食らいついていましたが、直近3試合で2引き分けを喫し、現在は勝ち点差4の2位につけています。つまり、この試合でホーム勝利を収めれば首位争いが一気に接近し、逆に敗れればペレ・ロメウ監督率いるバルサが独走する可能性があります。

アトレティコは今季ここまで無敗を維持しており、これはリーガF最大の優勝候補と戦ううえで非常に心強い要素です。ビクトル・マルティン監督は、水曜のチャンピオンズリーグでの激闘、そして翌木曜のマンチェスター・ユナイテッド戦を見据え、多少のメンバー変更を行う可能性があります。バルサ側も、同じく水曜にローマ戦を控えており、選手起用に工夫を求められます。

ルアニー、ジオ、フィアンマ、マカ、ガビ、そして休養の可能性もあるボー・リサらは、アトレティコの攻撃陣としてバルサに立ち向かいます。一方のバルサは、ヨーロッパ最高の中盤を誇るパトリ・ギハロ、アイタナ・ボンマティ、アレシア・プテジャスを擁し、前線には絶好調のエヴァ・パヨールが控えます。

アトレティコにとって、前回オーストリア戦でも示したカウンター攻撃が最大の武器となるでしょう。さらにホームの後押しもあります。アルカラ・デ・エナレスのアトレティコファンはいつものように熱くチームを支え、昨季の雪辱(対バルサ4戦4敗、総得点0-14)を果たすために、ポジティブな結果を信じて応援することになります。

コメント