アトレティコ・フェメニーノは、8月14日から17日にかけてミラノで開催される特別版の「ウィメンズ・カップ」に出場します。出場クラブはトリノのユベントス、インテル、コモ・ウィメンです。
2023年大会の優勝チームであるアトレティコは、今回再びこの大会に戻り、2024年大会とセリエAを制したユベントス、セリエA準優勝のインテル、そして成長著しいコモ・ウィメンと対戦します。
ちなみにコモは、アルゼンチン人のマリオ・マラベ氏とベネズエラ人のヴィクトワール・コジェヴィナ・レイナルさんが率いる投資ファンド「マーキュリー13」の最初の保有クラブで、同ファンドは女子サッカーの成長を促進し、今回の大会の開催にも協力しています。
アトレティコドは8月14日21時からの準決勝でインテル・ミラノと対戦します。勝ち上がれば、ユベントス対コモの勝者と決勝で優勝を争うことになります。
アトレティコの監督ビクトル・マルティンさんは次のように述べています。「このような大会は、シーズン開幕に向けての準備をしっかり仕上げる機会を与えてくれます。インテル、ユベントス、コモといった強豪と対戦することで、最高レベルの競争経験を積むことが求められます。大きな挑戦ですが、チームで移動して数日間を過ごしながらシーズンの基盤を築く上でとても有意義です。新シーズンでの成功につながると確信しています。」
2021年に創設されたこの大会は、すでに女子サッカー界で重要な位置を占めており、出場は大会主催者からの招待制となっています。今回が初めてのイタリア開催で、引き続き女子サッカーの成長を促すことが目的です。
過去には世界各地で大会が開催され、すでに20以上のクラブが参加しています。歴代優勝クラブには、レーシング・ルイビルFC(2021年)、OLレイン(2022年)、アトレティコ・マドリー(2023年)、NYゴッサムFC(2024年)、ユベントス(2024年)、カンザスシティ・カレント(2024年)などがあります。
マーキュリー13の共同創設者であるレイナルさんは、次のようにコメントしています。「このイベントは、女子サッカーを取り巻くプレミアムな体験を創出し、世界中の多様な女性ファンに向けた取り組みへの我々のコミットメントを示しています。また、コモ・ウィメンにとっても大きな節目となるものであり、拡大を続ける我々のクラブネットワークの未来を見据えたものです。」
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