1-1。アトレティコ・マドリレーニョ、エルデンセと引き分けるも堅調な歩みを続ける

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アトレティコ・マドリードのBチームであるアトレティコ・マドリレーニョは、昨季セグンダ(2部)に所属していた強豪エルデンセと対戦し、引き分けました。エルデンセは今季プリメーラRFEFグループ2に所属しており、実力のある相手です。

フェルナンド・トーレス監督率いるマドリレーニョと、クラウディオ・バラガン監督率いるエルデンセとの一戦は、互いに主導権を奪い合う激しい展開となり、両チームにチャンスが訪れる拮抗した内容でした。

試合開始から5分、最初のチャンスはエルデンセ。ディオニがエリア外から放ったシュートは枠を大きく外れました。

その後、アトレティコ・マドリレーニョのラヤン・ベライドがペナルティエリア手前で巧みにボールを運び、最初のシュートはブロックされましたが、跳ね返りを自ら拾って、今度は低く正確なシュートをゴールポスト際に決め、先制点を挙げました。

この得点で試合の流れが開け、マドリレーニョはイケル・ルケのサイド突破から速攻を仕掛けます。彼のグラウンダーのクロスにアルナウが反応し、ペナルティスポット付近からシュートを放ちましたが、エルデンセのGKラモン・ビラが好位置でキャッチしました。

マドリレーニョは前半30分前にして、フリオ・ディアス、ハビ・セラーノ、アレクサ・プリッチの3選手がすでにイエローカードを受けており、守備陣にとって厳しい状況となりました。

エルデンセは前半終了間際に何度もマドリレーニョのゴールを脅かします。最も危険だったのはモリーナのシュートで、エリア角からカーブをかけた一撃はクロスバーのすぐ横を通過しました。また、ディオニがエリア内で反転して放ったシュートも、GKエスキベルが見事に防ぎました。

そして、前半の最後のプレーでついにエルデンセが同点に追いつきます。時間の経過とともに主導権を握っていたバレンシア州のチームは、左サイドからの攻撃でふわりとしたクロスをエリア内へ送ると、ディオニ・ビジャルバが頭で合わせました。ボールはゆっくりとゴールへ向かい、GKエスキベルもボニャールも防ぎ切れません。判定は微妙でしたが、VARの確認の結果、ボールは完全にゴールラインを越えていたことが確認されました。

後半も流れは変わらず、エルデンセが逆転に迫る展開となります。ブスティージョやスマンドのシュートに続き、ハムザ・ベラリのシュートがポストを直撃する場面もありました。

終盤になると、選手交代によってアトレティコに再び勢いが戻り、勝利に迫るチャンスをいくつも作りました。特に試合終了間際、エルデンセのGKがボールをこぼし、ボニャールが押し込もうとしましたが、セラがゴールライン上でクリア。さらにクーボもエリア外からのシュートで2-1に迫りましたが、惜しくも決まりませんでした。

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