ボニャール、フォワードの魂を持つサイドバック

この記事は約2分で読めます。

アトレティコ・マドリーニョには、ハビエル・ボニャールという秘密兵器がいます。実際には、それほど秘密ではなく、彼はシーズンを重ねるごとに注意を引いてきました。しかし、再び予測不可能な存在になっています。このサイドバックは、ディフェンダーという立場にもかかわらず、フェルナンド・トーレス監督の攻撃の柱の一つとなっています。

センターバックからより開いた位置でプレーするよう完全にコンバートされた決定的な条件の一つが、その身長(180cm)と優れた足元の技術だったとすれば、空中戦はセットプレーにおける彼の大きな強みの一つです。

ボニャールは、わずか7節で3ゴールを挙げています。これは昨シーズン全体の得点数から1点少ないだけです。昨シーズンはアルコルコン戦での2ゴールでスタートし、シーズンの大半でチームのピチーチでした。そして、トレモリーノス戦でのヘディングシュートで、彼は今シーズンのチーム最多得点者としてアルナウ・オルティスに並びました。その1試合前にもコーナーキックから同じような形でゴールを決めていますが、ビジャレアルB戦ではエリア内のルーズボールに反応して右足でシュートを決めました。これは、アトレティコがプレーした直近2試合で2ゴールを挙げたことになります。

首位奪取をかけた戦い
トーレス監督のチームは、今日(19:00:現地時間)に悪天候で延期されていたエルクレス戦を行います。もしこの試合で5連勝を達成すれば、単独首位に立つことになります。チームは序盤(9ポイント中3ポイント)こそ不安定でしたが、その後は4連勝で12ポイントを積み重ねています。昨季からほぼ1年ぶりとなるアウェーでの連勝を果たしており、今回も勝利を狙います。

そして、ボニャールは再びトーレス監督にとって貴重な戦力となるでしょう。ハビ・セラーノがベンチスタートとなったトレモリーノス戦では、アカデミーの偉大な象徴の一人としてキャプテンの腕章を着用しました。20歳の彼は、アトレティコのユニフォームを着て13年になります。「アトレティコは私の人生であり、私はこのエンブレムがあるからこそ今の自分があります」と、彼はAS紙に告白していました。勇気、心……そして、ゴール。

コメント