1-1。アトレティコ・マドリレーニョ、レアル・ムルシア戦で98分に同点ゴールを決め勝ち点1を確保

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今季、アトレティコ・マドリレーニョはなかなか軌道に乗れていません。Bチームはアラカル市スポーツシティで行われた試合で、98分にレアル・ムルシア相手に同点弾を決め(1-1)、なんとか勝ち点1を手にしました。トップチームでも見られたように、ピッチ上での内容は結果に結びついていません。しかし、最終的にものを言うのは勝ち点です。内容では優っていながらも勝ち点9のうち2しか得られていませんが、プリメーラRFEFでは誰も待ってはくれません。9月14日(日)、フェルナンド・トーレス率いるチームは再び素晴らしい前半を見せましたが、決定力を欠きました。

その結果、レアル・ムルシアの老獪な戦いぶりに苦しめられました。彼らは試合運びを熟知しており、状況ごとに何をすべきか明確で、非常に経験豊富な選手たちを擁しています。試合終了間際、主審のアディショナルタイムを1分過ぎたところでのCKからハビ・ボニャールが決め、アトレティコに勝ち点1をもたらしました。わずかですが大きな収穫です。

フェルナンド・トーレス監督は先発を入れ替え、新加入選手を起用しました。カルタヘナ戦で限られた出場時間ながら見事なゴールを決めたアルナウ・オルティス、そして代表活動でデビューできなかったラトビア人FWダリオ・シッツ。また、同様の理由でデビューが遅れていたフリオ・ディアスも加わりました。さらにGKはサルバドール・エスキベル。彼は数時間前、ビジャレアル戦でトップチームのベンチ入りをしていました。この試合では、カルタゴノバで好守を連発したマリオ・デ・ルイスをベンチに下げての起用でした。

試合は立ち上がり15分間、アトレティコが高い位置でボールを奪い速攻を狙う展開に。対するレアル・ムルシアは構えてアトレティコにボールを持たせ、不快感を与えました。大きな決定機は少なく、アルナウのシュートをガッサニーガが止め、クロスがあと一歩でチャンスになりそうな場面もありました。

南部のチームも23分にペドロ・ベニートのヘディングで応戦しますが、エスキベルがセーブ。この時間帯は互いにチャンスがありながら決定打を欠きました。イケル・ルケもエリア内からシュートを放ち、彼はトーレス監督のチームで最大の脅威の一人でした。30分には彼のクロスをボニャールがヘディングし、ガッサニーガが飛びついて失点を防ぎました。これはアトレティコ・マドリレーニョにとって極めて大きな決定機でした。

前半終盤、アルゼンチン人GKガッサニーガがチームを救いました。41分にはアルナウ・オルティスの至近距離からのシュートを驚異的なセーブで阻止。イケル・ルケもミドルシュートを放ち、惜しくも枠を外れました。

レアル・ムルシア先制
後半開始直後、アトレティコ・マドリレーニョに衝撃が走ります。それまで内容で上回っていたにもかかわらず、ガッサニーガのロングキックから守備が対応を誤り、マラガ出身DFマティ・バルボサがペドロ・ベニートとの接触で負傷。その間にベニートが胸で落としたボールをダビド・フラクスが拾い、エスキベルとの1対1を制して0-1としました。

負傷したバルボサに代わってイリアス・コスティスが投入されました。チームは再び立て直そうとし、ラヤンのシュートが惜しくもゴールを外れました。トーレス監督はさらに攻撃的な選手、ヤノやジャネらを投入しましたが、この時間帯は迫力とアイデアを欠きました。

ムルシアはカウンターで優位に立ち、広大なスペースを突きパスで裏を狙いました。72分にはシャルクがエスキベルと1対1になりましたが、エスキベルが足と倒れ込みの連続セーブで阻止。見事なファインセーブでした。

アトレティコが前がかりになる中、ホセバ・エチェベリア率いるムルシアはリスクを冒しながらもチャンスを重ねます。ペドロ・レオンが決定機を外し、追加点となったゴールもオフサイドで取り消されました。試合を決めきれなかったムルシアはその代償を払うことになります。

試合終了間際のCK、複数のこぼれ球の末、ボニャールがエリア外から放ったクロス気味のシュートが密集で視界を遮られたガッサニーガを破り、98分に同点。アトレティコの選手・サポーターは歓喜に包まれました。勝ち点1を得て、良い内容を今後の結果につなげる糧としました。


Atlético Madrileño 1-1 Real Murcia

Atlético Madrileño: Esquivel, Julio Díaz, Puric, Barboza (Kostis 49’), Boñar, Ortiz (Koke Mota 87’), Bellotti (Cubi 87’) , Serrano (Jano 66’), Iker Luque, Rayane y Sits (O. Janneh 66’)

Real Murcia: Gazzaniga, Vicente, Jaso Zunzarren (Héctor 78’), González, Romero, Bustos, Juan Carlos (Sekou 55’), Zenitagoia (Palermg 66’), Gómez (Pedro Benito 66’), Benito (Schalk 66’) y Flakus.

Árbitro: Pablo Morales. Amarilla a los locales Julio Díaz (33’), Serrano (38’), Iker Luque (73’), Puric (84’), Torres (90’). Amarilla para los visitantes David Vicente (87’)

GOLES:
0-1 Flakus
1-1 Boñar (99’)

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