アルナウ・オルティス、アトレティコ・マドリレーニョでの幸先良いスタート

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アトレティコ・マドリレーニョは、リーグ上位候補のひとつであるFCカルタヘナとのアウェー戦で勝ち点を得ることはできませんでした。しかし試合には、ポジティブな要素もありました。そのひとつが、新加入選手アルナウ・オルティスの早い適応です。

この攻撃的選手は移籍市場の終盤に加入した最後の補強でしたが、フェルナンド・トーレス監督はさっそく金曜の試合で起用しました。後半からピッチに立つと、わずかな時間でアトレティコが獲得に動いた理由を示しました。

87分、カタルーニャ出身の彼は自陣でボールを奪うと、一気にスピードで持ち上がりペナルティエリアに進入。マーカーを相手に数回のフェイントを見せ、最後はゴールキーパーのルチョ・ガルシアが防げないコースへシュートを流し込みました。

結果としてアトレティコ・マドリレーニョが勝ち点を得るには至りませんでしたが、チームに違いを生み出せるアタッカーの存在を印象づけました。これは、ラトビア代表として代表戦に招集されていたためまだデビューしていないダリオ・シッツと並んで期待できる存在です。

ポーランド紙の報道によれば、アトレティコはオルティスの獲得に約30万ユーロを支払ったとされます。彼はポーランドのシロンスク・ヴロツワフから加入し、2028年までの契約を締結。初戦からそのクオリティを示しました。

フィゲラスの下部組織出身で、ジローナ、ペーニャ・デポルティーバ、レアル・ムルシア、エルデンセ、カルタヘナ、そしてシロンスク・ヴロツワフなどでプレー経験を積んできたオルティス。アトレティコは経験豊富で質の高いこのウィンガーを攻撃力強化の切り札として迎えました。

オルティスはスピードに優れ、ドリブル突破を得意とする選手です。「電光石火のウィンガー」と評され、サイドに質と切り込みをもたらします。得点力もあるものの、最大の持ち味は仕掛けとチャンスメイクにあります。

興味深いことに、彼の移籍後初ゴールはかつて在籍したクラブ、カルタヘナ戦で生まれました。2024年に同クラブでプレーした際には、CDエルデンセでの苦しい時期を経てキャリアを立て直しています。大きな武器のひとつが両利きである点で、左右どちらのサイドでも快適にプレーできます。これまでにラ・リーガ・ハイパーモーション、プリメーラRFEF、ポーランドリーグを経験しています。

メッセージ
試合後、オルティスはSNSで次のようにコメントしました。「この偉大なクラブであるアトレティコ・マドリーを代表できる機会をいただけて、とても大きな喜びです。これからとても素晴らしい1年になると確信しています」

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