トーレス:「勝ち点はともかく、私たちは正しい道を歩んでいます」

この記事は約2分で読めます。

アトレティコ・マドリレーニョは、プリメーラRFEFの強豪のひとつであるカルタヘナとのアウェー戦であと一歩のところまで迫りました。フェルナンド・トーレス率いるチームは先制点を奪ったものの逆転され、終盤には貴重な引き分けをつかみかけたものの、惜しくも逃しました。

ロッカールームには悔しさが漂っていました。内容的には少なくとも勝ち点1を得るに値する試合だったからです。アトレティコBの監督であるトーレスは「最終的な結果には悔しさがあります」と切り出しました。「前半は試合をコントロールできた非常に良い時間帯がありました。その後、終了間際の同点により後半の入りが難しくなりましたが、立て続けの失点のあともチームはよく反応したと思います。勝ちにいこうとしました」とクラブの公式メディアに語りました。

結果は伴わなかったものの、トーレスはチームが正しい方向に進んでいると信じています。「勝ち点はともかく、私たちは正しい道を歩んでいると思います。だからこそ、すでにいた選手たちが見せてくれた前向きな姿勢、新しくデビューした選手たちが示した意欲をポジティブに受け止めたいです」とコメントしました。

試合の終盤についても言及し、得点機があったと振り返りました。「3-2となった場面もありましたし、最後に同点にできそうな非常に明確なチャンスもありました。逆にカウンターを受ける場面もありましたが、それは攻めに出ていたので予想していた展開です」と語りました。

「大事なのは、チームが勝ちを目指したことです。勇敢に戦い、不正確さがあってもプレーしようとしました。常に自分たちのアイデンティティである“プレーすること”を意識し、スペースを突こうとしました。だからこそ、次の試合に向けてまた働き続けたいですし、大好きなタイプの試合がやって来るのを楽しみにしています」と、フエンラブラダ出身の指揮官は強調しました。

レアル・ムルシア戦を見据えて
次の相手はアルカラのスポーツシティでのレアル・ムルシア戦。アトレティコにとっても厳しい一戦となります。「彼らは上位に入ると見られているチームのひとつで、勝つのは難しいですが、プレーをさせてくれる相手だからこそ魅力的な試合になると思います。そしてボールを持たれると試される相手です」と次戦について語りました。

「私たちは2つの局面で改善し続けたいです。ボールがない時に快適でいること、そしてボールを持った時にも快適でいること。そしてスペースで走ることができるのが今の私たちの選手たちの強みです。今週が楽しみです。再び選手たちと準備を進め、試合に向けたモチベーションを高めていきたいです」とマドリード出身の指揮官は締めくくりました。

コメント