カンテラ出身選手がセビージャへ完全移籍

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アトレティコ・マドリーとセビージャは、フェルナンド・トーレス監督が率いるBチームに所属していたFWアブデラ・ライハニ(通称アブデ)の移籍について合意に達しました。2021年にダムから加入しロヒブランコのアカデミーに入った同選手は、まずフベニール・ディビシオン・デ・オノールでプレーし、その後マドリレーニョへ昇格しました。

昨シーズンはすでに出場機会が減っており、この夏の移籍は既定路線とみられていました。モロッコの年代別代表でもあるアブデにはサウジアラビアからの関心も報じられましたが、具体化することはありませんでした。

アブデはアトレティコでトップチームでのデビューを果たしています。それは2024年4月、メンディソローサでのデポルティーボ・アラベス戦でのことでした。シメオネ監督率いるチームは0-2で敗れ、81分に彼はサビッチに代わってピッチに立ちました。

セビージャ行きを前に、アブデはアトレティコへの別れの言葉を述べています。「親愛なるアトレティコ・ファミリーの皆さん、今日、私の人生の夢を叶える機会を与えてくれたクラブとお別れする日が来ました。4年前、少年としてここに来て、学ぶ意欲、希望、そして何よりもどんなことにも立ち向かう笑顔を持っていました」とSNSに投稿しました。

「笑ったことも泣いたこともあり、良い時もあればそうでない時もありましたが、とにかく多くを学んだ年月でした。全ての監督、スタッフ、用具係、アナリスト、そして寮の職員の皆さんに感謝したいです。そして何より、一緒に忘れられない瞬間を共有した全ての仲間たちに感謝します。ありがとうアトレティコ、皆さんのことをいつも心に刻みます」と締めくくりました。

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