フェルナンド・トーレス監督率いるアトレティコ・マドリレーニョは、2025/26シーズンのプレシーズンを、7月20日(日)に開始しました。初日はアルカラ・デ・エナレスのスポーツセンターでセッションを行い、翌21日(月)からはロス・アンヘレス・デ・サン・ラファエルでの合宿に入ります。今季はプリメーラRFEFでの戦いに備えた準備となります。
セカンドチームには、多くの新戦力が加わりました。補強は合計5人で、マリオ・デ・ルイス、アレクサ・プリッチ、マティアス・バルボサ、ハビエル・モルシージョ、マルティン・ベロッティが加入しました。ただし、チームの基盤はアトレティコのカンテラ出身である2005年・2006年生まれの世代にあります。
一部のファンからは、いくつかの補強に対して「下のカテゴリーでプレーしていたベテランなのでは?」という声もありましたが、それは誤解です。
加入選手の中で最年長なのはマリオ・デ・ルイス(23歳)、アレクサ・プリッチ(22歳)、マティアス・バルボサ(23歳)、マルティン・ベロッティ(23歳)で、プリメーラRFEFのレベルではまだ若い部類に入ります。ハビ・モルシージョに至ってはまだ19歳です。
今回のチーム構成の狙いは、アトレティコ・アカデミー出身の将来有望な若手と、競争の激しいカテゴリーで戦うための経験ある選手をバランスよく組み合わせることにあります。というのも、対戦相手にはセグンダから降格してきたカルタヘナやエルデンセ、また最近までセグンダに所属していたイビサ、ビジャレアルB、アルコルコンのようなクラブもいますし、昇格を狙う資金力のあるアンテケーラ、マルベーリャ、エルクレス、ナスティック・デ・タラゴナなどの強豪もひしめいているからです。ユース出身の若手だけで戦うのは難しく、経験とのバランスが必要とされます。
プリッチは昨季セグンダのラシン・デ・フェロルでプレーし、バルボサはセウタのHypermotion昇格に大きく貢献しました。デ・ルイス、モルシージョ、ベロッティはすでにこのカテゴリーを経験しています。
実際には、チームはカンテラ出身の若手で若返りが図られています。エスキベル、モラレス、ダニ・ムニョス、ロメオ・ウエソ、ホルヘ・カスティージョ、メスタンサ、ラハド、ルベン・ゴメス、セルヒオ・エステバンらがトーレス監督のもとでステップアップします。
これらの選手は、昨季からの主力であるボニャール、カルロス・ヒメネス、フリオ・ディアス、パブロ・ペレス、ジェロ・スピナ、タウフィック・セイドゥ、アイトール・ギスメラ、ラヤン・ベライド、ヤノ・モンセラーテ、イケル・ルケ、コケ・モタ、オマール・ジャネらと合流します。
また、イリアス・コスティス、アドリアン・コラール、ハビ・セラーノ、サリム・エル・ジェバリ、アブデ・ライハニといった選手たちがどうなるかも注目されます。彼らの多くは、すでに過去のシーズンでレンタル経験があり、さらなるカテゴリーのステップアップが必要とされています。
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