アトレティコ、スペインで最も将来有望なストライカーの一人の獲得を正式発表

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アトレティコ・マドリーは、スペインサッカー界で最も将来を嘱望される逸材のひとりを迎え入れ、補強を続けています。クラブは、2008年1月1日生まれの若きストライカー、ダニエル・フィッツジェラルドの加入を正式に発表しました。同選手は、アトレティコ・マドリーのフベニールAに所属することになります。

イングランドにルーツを持つスペイン国籍のフィッツジェラルドは、まだ17歳ですが、2023年6月30日までアトレティコと契約を結んでいます。

ベンハミン(U-8カテゴリー)からエルチェの下部組織で育成され、すでにフベニール・ディビシオン・デ・オノール(U-19の最高カテゴリー)での経験を持つ同選手は、アトレティコ・マドリーに加入できた喜びと、クラブの目標達成に向けて努力を続ける意欲を語りました。

「子どもの頃からの夢を叶えられて、とても幸せです。こんなに大きなクラブに来られてうれしいですし、クラブの目標達成のために努力し続けて、成長していきたいです」と、クラブ公式メディアに対して語っています。

アトレティコ・マドリーは、15万ユーロの契約解除金を支払ってフィッツジェラルドを獲得しました。これはユース年代の選手としては非常に高額であり、クラブの期待の大きさを示しています。

生まれながらのゴールゲッター
エルチェでの育成年代において、フィッツジェラルドは高い技術と攻撃力で際立っていました。彼のプレーを見た関係者は、生まれながらのゴールスコアラーであると評価しており、ゴールへの嗅覚が鋭く、1対1の場面に強く、失敗を恐れずに何度でも挑戦する姿勢を持っています。また、チームプレーにも優れており、味方のために惜しみなく献身するタイプの選手です。

昨シーズン、フベニール・ディビシオン・デ・オノールでの初年度ながら、15ゴール10アシストを記録しました。つまり、得点だけでなくアシストでもチームに貢献できる選手です。

さらに、昨季はエルチェのBチームであるエルチェ・イリシターノで、当時指導していたアンヘル・ドナート監督の下で出場機会を得ました(ドナート監督は今季からアトレティコ・フベニールの指揮を執る予定で、再びフィッツジェラルド選手を指導することになります)。わずか15分間の出場ながら、セグンダRFEFでゴールを挙げています。なかなかの結果です。

最後に補足として、彼は上位カテゴリのユースチーム、エルチェ・イリシターノや、時にはプリメーラ昇格を果たしたトップチームのトレーニングにも参加するなど、順調にステップアップを遂げてきた選手でもあります。

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