アトレティコ・マドリレーニョが両翼を更新

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わずか2日間で、アトレティコ・マドリーは将来を嘱望する2人の有望株との契約更新を発表しました。ハビエル・ボニャールとフリオ・ディアス、いずれも20歳で、契約はともに2028年までです。アカデミー屈指の期待のサイドバック2人が、同じ週にクラブとの契約を延長しました。フェルナンド・トーレスは、下部組織時代にも指導した2人を再びBチームで重要な戦力として起用することになります。

最初に発表されたのはフリオ・ディアスの番でした。今シーズンは左サイドバックだけでなく同じサイドの中盤でも輝きを見せた彼は、アトレティコの下部組織を代表する大きな原石の一人です。リザーブチームへの昇格は早く、昨季の主力だったパブロ・ペレスという強力なライバルがいる中で、トーレス監督の先発メンバーにしっかり居場所を築きました。サン・フェルナンド・デ・エナーレス出身のディアスは、今季32試合に出場し、うち23試合で先発、公式戦2,080分をプレーし、2ゴールを挙げました。

また、昨季のユースリーグでも4アシストを記録し輝きを放ったフリオは、2028年までの契約延長が決定しました。2018年からアカデミーに所属する彼は「この家族に引き続き関われることをとても嬉しく思います。クラブが与えてくれたチャンスに応えるため、全力で取り組み、チームのためにすべてを捧げたいです」とコメントしています。

2人目に契約延長が発表されたのはハビエル・ボニャールで、同じく2028年までの契約です。2012年からアカデミーに所属するボニャールは、下部組織を最も速いペースで駆け上がってきた選手の一人です。まだカデーテ(U16相当)の時にフベニール・ディビシオン・デ・オノール(U19最高カテゴリー)に定着し、22-23シーズンにはリザーブチームに昇格、プリメーラRFEF昇格に貢献しました。今では、シーズン序盤に苦しんだものの、マドリレーニョの先発に欠かせない存在です。

ボニャールは今季33試合に出場し、そのうち30試合で先発。4ゴール2アシストを記録しました。今シーズン当初はカルロス・ヒメネスの加入で出場機会を減らしましたが、少しずつ挽回し最終的にはポジションを勝ち取りました。つい1か月前に20歳になったボニャールは契約更新を受けて「子どもの頃に夢見た瞬間ですし、この自分の人生のクラブで続けられることをとても嬉しく思います。今シーズンもチームとして成長を続け、大きな目標に向かって戦い続けたいです」と語りました。

アトレティコはこの一挙で、両翼の将来をしっかり確保することになります。

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