アトレティコ、カンテラ選手でレアル・マドリーにお返し

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アトレティコとレアル・マドリーの下部組織の間で、注目すべき動きがありました。ロヒブランコは、今週6月30日にレアル・マドリーとの契約が満了するカスティージャのゴールキーパー、マリオ・デ・ルイスの獲得を完了させました。23歳のこのゴールキーパーは、アトレティコBのゴールマウスを強化します。これにより、ラウール監督の指導下からフェルナンド・トーレス監督の指導下に移り、U-21代表経験があり、このカテゴリーで豊富な経験を持つ、最高の信頼できるゴールキーパーでゴールマウスを強化することになります。アトレティコにとって豪華な補強であり、これはちょうど1年前にレアル・マドリーがセルヒオ・メストレ(現シャビ・アロンソ監督率いるチームの第4ゴールキーパーで、クラブワールドカップにも帯同)で行ったのと同じやり方で、お返しをした形です。

マリオ・デ・ルイスは今回レアル・マドリーを離れ、アトレティコへ加入します。彼は2010年夏にベンハミンBカテゴリーでマドリーのカンテラに入団しました。その後、ラ・ファブリカ(レアル・マドリーの下部組織)での昇格を進めつつ、数度の移籍を経て、2022-23シーズンに復帰。このシーズンでは、セグンダ昇格目前まで迫ったカスティージャで重要な柱となりました。

今季はU-21代表にも選出
マリオ・デ・ルイスにとって今シーズンは非常にタフなものでした。当初はラウール監督の下で第4GKの立場からスタートしましたが、・ピニェイロやスニコとのポジション争いを制し、年明け以降は正守護神の座を獲得しました。今季は11試合に出場し、4勝6分1敗、8失点という成績を残し、残留争いをしていたカスティージャを昇格争いにまで押し上げる原動力となりました。

これまで何度も世代別代表のレーダーに入っていた彼は、3月にその活躍が評価されてU-21代表に招集されました。若き守護神は再びスペイン代表の星を胸に刻み、ナショナルチームのユニフォームを着用しました。以前にはU-18代表にも招集されており、その際にはニコ・ウィリアムズらとベンチを共有しています。ちなみにそのU-18代表招集が当時、ラージョ・バジェカーノへ移籍していた彼がレアル・マドリーに復帰する大きなきっかけにもなりました。

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