アトレティコ・マドリーは今週、2025/26シーズンに向けた最初の補強を一気に進めました。水曜日にはジョニー・カルドーソの移籍交渉が合意に達し、保証金の手続きや書類、メディカルチェックを残すのみとなりました。木曜日の6月28日にはアタランタとのマッテオ・ルッジェーリの移籍を取りまとめ、そして金曜日にはアレックス・バエナの番となりました。
ここ数日お伝えしてきた通り、今週中に決着をつける意向があり、その通りになりました。アトレティコとビジャレアルの間でスペイン代表バエナの移籍について基本合意が成立し、バエナはアトレティコと5年契約を結ぶ予定です。移籍金はビジャレアルが要求していた5,000万ユーロで、固定額4,500万ユーロ+成果に応じた500万ユーロの変動払いです。
アンダルシア出身のバエナはその若さ、クオリティ、将来性からアトレティコの今夏の補強の大本命の一人でした。他の補強と同様に、最後は書類面の最終手続きとメディカルチェックが順調に済むことが条件です。それが完了すれば、アレックス・バエナの加入は正式発表となります。マッテオ・ルッジェーリやジョニー・カルドーソも同様の状況です。
そして、アレックス・バエナの移籍話が最終段階に入っていることを示すのが、アメリカで休暇中の本人がSNSを通じてビジャレアルのファンに別れのメッセージを投稿した事実です。
バエナは「サッカーでは決断を下さなければならない、今日はその決断をした。そしておそらく理解できない人もいるでしょう。言った通り、最初に自分の口から言うと約束しましたが、先に話が漏れてしまいました。決断は自分のものです。公式な別れの言葉ではありませんが、約束通り最初に言います。そしてまた戻ってくると約束します。愛しています、グロゲッツ(ビジャレアルファンの愛称)」と『X』を通じて語りました。
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