アトレティコとベティス、リケルメについても交渉中

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アトレティコ・マドリーとレアル・ベティス・バロンピエは、ここ数日、ジョニー・カルドーソの移籍を巡って頻繁に話し合いを行っており、それはすでに現実のものとなりつつあります。まだ正式発表はされていないものの、米国人選手のロヒブランコ入りに向けて、残るはわずかな細部の調整のみです。

しかし、こうした交渉の中で、もう一つの名前がテーブルに上がっています。それがロドリゴ・リケルメです。カンテラ出身の彼は、この夏にメトロポリターノを離れる予定です。というのも、今季は大きく出場機会を失い、ディエゴ・シメオネの構想から外れてしまったからです。もはや先発どころかローテーション要員としても見なされていません。

ビジャレアルが彼に興味を示していました。マルセリーノ・ガルシア・トラル監督はどうしても彼を欲しがっており、獲得にゴーサインを出していました。しかし、ビジャレアルはリケルメの移籍交渉をアレックス・バエナを巡るものとは別に扱いたいと考えており、すべてが順調に進んでいるように見えましたが、最終的には破談となりました。

そして今、彼に関心を示しているのがベティスです。ベティスはU-21スペイン代表のヘスス・ロドリゲスを失う可能性があり、イタリアやイングランドからの関心を受けています。マヌエル・ペジェグリーニ監督が率いるチームの攻撃陣において、マドリード出身のリケルメが大きな貢献をしてくれると、ベティス側は期待しています。そして、ビジャレアルのときと同様に、セビージャのクラブもカルドーソの件とは別にこの移籍交渉を進めたい意向です。

交渉はすでに始まっており、火曜日にはベティスの関係者がマドリードを訪れ、真剣な話し合いがスタートしました。アトレティコはリケルメの市場価値を1,800万ユーロと見積もっていますが、交渉次第では1,200万ユーロ程度でまとまる可能性もあります。

ベティスとは良好な関係にあり、カルドーソの件でも、当初は4,000万ユーロを要求していたものの、最終的には約3,000万ユーロでまとまる見込みです。また、リケルメ本人もベティスへの移籍に前向きでありながらも、スペイン国内外の他クラブからも関心を寄せられている状況です。

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