ヌマンシア、ブルゴ・デ・オスマでの親善試合実現に向けアトレティコを待つ構え

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アトレティコ・マドリーは、2024/25シーズンを最悪の形で終えました。ただし、ロヒブランコスにとって前向きな点としては、他のクラブより遅れてラ・リーガを開幕する必要がなくなったことが挙げられます。とはいえ、他チームよりも遅れてシーズンを終えたため、プレシーズンには影響が出る見込みです。

通常であれば、クラブ・ワールドカップがなければ、アトレティコは7月7日前後にトレーニングを再開する予定でした。この日程は、シメオネ監督率いるチームにも近いスケジュールとなる見込みです。ラ・リーガは他クラブと同様に8月中旬からの開幕を目指しています。

しかしながら、ラ・リーガに向けた準備は影響を受けることになります。というのも、十数名の代表選手たちは前回のリーグ戦終了後、休養期間がほとんど取れていません。一部の選手たちはすでに休暇を取りましたが、その他の選手には最低でも15日間、代表組には21日間の休養が必要です。

例年恒例となっているセゴビア州サン・ラファエルでのプレシーズン合宿がどう日程に組み込まれるのか、そしてアトレティコにとって毎年の親善試合初戦となるヌマンシア戦が実施できるかどうかが注目されます。

ヌマンシア側としては、この試合の実現に強い意欲を示しています。過去にも、あるシーズンにはプレシーズンの日程外で試合が行われたこともありました。この試合はアトレティコのオーナーたちにとっても重要なイベントで、「ヘスス・ヒル・メモリアル」として知られています。

ヌマンシアにとっても重要な対戦であるため、プレシーズンの予定を変更してでも実施したいと考えています。ソリアのクラブの会長、パトリシオ・デ・ペドロ氏は『エラルド・デ・ソリア』紙にて、「アトレティコとの試合が実現可能であれば、プレシーズンの他の試合の順番を変える用意があります」と語っています。

ヌマンシアは、州内で複数の親善試合を計画しており、アトレティコ側のスケジュールの確定を待って、シメオネ率いるチームとの試合日程を調整したい考えです。

なお、現時点でアトレティコが確定しているのは、2025年8月9日(土)にニューカッスルと対戦する「セラ・カップ2025」への参加のみです。

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