クラブ・ワールドカップでアトレティコが手にした数千万ユーロ

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アトレティコ・マドリーはクラブ・ワールドカップのグループステージで敗退しました。2勝を挙げ、勝ち点6を獲得したにもかかわらず、同じく6ポイントのPSGとボタフォゴに対し、得失点差で劣ったことが原因です。フランス王者との試合終盤での失点と、ブラジル勢による欧州王者への番狂わせが重なり、大会を早々に後にすることとなりました。

アトレティコはこのアメリカ開催の大会に期待をもって臨みましたが、新戦力の補強は一切行わず、アラベスにレンタルしていたカルロス・マルティンの復帰のみでした。しかしそのマルティンも1分もプレーすることはありませんでした。

当初の目標は準々決勝進出でしたが、実際にはベスト16にも進めませんでした。これにより、クラブが見込んでいた収入にも影響が出ました。クラブ側は補強を行わなかったものの、既存戦力で十分に戦えると考えていたのです。

最終的にアトレティコは、アメリカからおよそ2,273万ユーロ(正確には2,273万ユーロ弱)を手にして大会を終えることとなりました。この内訳は、1勝あたり173万ユーロの報酬(2勝で346万ユーロ)と、参加時に確定していた1,927万ユーロの固定額です。

なお、ロヒブランコはこの固定額では全参加クラブ中8番目に多く受け取っており、欧州クラブとしては3番目に少ない金額でした。

もしアトレティコがベスト16で勝利していれば、さらに650万ユーロ、準々決勝に進出すればほぼ1,200万ユーロを獲得できていた計算です。もっとも、すでに敗退した今となってはそれらの試算は意味を持ちません。チームは約2,300万ユーロを得てマドリードへと帰還することになります。

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