シメオネ：「私が持つ論拠は、自分の選手たちを信じているということです…そしてグリーズマンにも期待しています」

シメオネ監督は、ボタフォゴ戦の数時間前にメディア対応を行いました。アトレティコ・マドリーの監督は、チームがクラブワールドカップでベスト16入りをかけて戦うことを理解しています。

これまで以上に「決定力」が重要でしょうか？
はい。私たちは勝利、そして何よりも突破のために必要な数字を追いかけています。攻撃でも守備でも、決定力が試合を左右するのは明らかです。

選手たちはロッカールームで信じているのでしょうか？
私が持っている根拠は、選手たちを信じているということです。私は彼らを信じていますし、よく知っています。そして、彼らが素晴らしい試合をする能力があると確信しています。まずは試合に勝ち、そこから物事が進展していくのです。相手はシアトルやパリ・サンジェルマン（PSG）との試合でも非常に良いプレーを見せ、守備とカウンターに優れ、リベルタドーレスの王者でもあります。試合を細かく止めながら、自分たちが得意とする戦い方に持ち込もうとするでしょう。私たちは、相手にダメージを与えられる展開に持っていく必要があります。

今日は“反骨精神”の日でしょうか？
感情的な部分を超えて、もっとも重要なのは「プレー」です。私たちは自分たちのプレースタイルをよりよく体現しなければなりません。パリ戦ではチームとしてのまとまりを欠いていましたし、シアトル戦では前半は良かったものの、全体的にコンパクトさが足りませんでした。私たちの考えとしては、攻めるべきときには攻め、守るべきときには守るという姿勢で臨む必要があります。

南米チームが欧州チームを驚かせているように見えます。それについて南米人として誇りに思いますか？
私はそのようなことは考えていません。私はこの大会全体のこと、自分たちの結果のことだけを考えています。それ以上のことは考えていません。

得点が必要ですが、フリアン、セルロート、グリーズマンの三人を前線に置くことを考えていますか？
もしそれで勝てるなら、8人のフォワードでスタートするでしょう。逆に守れるなら8人のディフェンダーでも構いません。しかし、サッカーはチームで戦うものであり、そこにこそ強さがあります。試合のスタートがすべてではなく、90分間の中でいろいろな瞬間があります。観客の皆さんもその変化に対応できるようにいてほしいです。

再び12時キックオフですね。お好きですか？
大好きです。

時間が経つにつれて、ファンの期待も高まっているようです。
私たちが皆さんに伝えられるのは、「自分たちのやるべきことを信じている」ということです。私たちはその道に確信を持っています。ボタフォゴがPSGに勝ったのは、それに値するだけのことをしたからです。そしてシアトルにも勝ちました。今、彼らはグループの順位でも非常に良い位置にいます。私たちは身を低くして、準備を整えなければなりません。

ボタフォゴとPSGの試合から何を学びましたか？
それがボタフォゴのサッカーです。とても縦に速く、ポジショニングにも優れており、攻め方も守り方も明確です。リベルタドーレス決勝でも、1人少ない中で試合を通して優勝を勝ち取った姿が印象的でした。だからこそ、私たちにとっての挑戦はさらに大きくなります。相手は偉大なチームです。

レナト監督は、あなたを世界最高の監督の一人と評価しています。
彼の言葉には感謝します。私を突き動かしているのは、目の前にあるこのチームです。このチームは年々成長し、クラブとしても多くの側面で進化しています。今では、バルセロナやマドリーと同じリーグで戦っているのですから、その努力は大切に守っていかなければなりません。

ジョレンテがセンターバックに近い位置でプレーすることで何をもたらしますか？
マルコスは、どこに置いても素晴らしいプレーをしてくれる選手です。彼はミッドフィールダーとして来ましたが、リバプール戦ではフォワードとして、そしてサイドでも起用し、どこでも彼なりの仕事をしてくれます。そして、今のポジション（サイドバックやセンターバック）でも、その働きぶりは素晴らしいです。彼の安定感が、私たちの守備に大きな力を与えてくれています。

マラドーナはあなたにどのようにモチベーションを与えていましたか？あなたは選手にどうしていますか？
常に伝えようとすること、話すこと、感情のコントロールが大事です。なぜなら、それが試合の出来に影響するからです。最終的にはサッカーはゲームであり、ピッチに立ったら、そこでプレーしなければなりません。私は選手たちを信じています。彼らが良い選手であることを知っていて、これまでにも12回も3点を取った実績があります。私は彼らを信じています。

どうやって選手を納得させるのですか？
近くにいて、個別に話しながら、選手に寄り添い、必要なことを伝え、感じてもらうことです。リベルタドーレス王者と対戦するということ、そして彼らが直近の2試合で非常に良い内容を見せていることを理解した上で、私たちは相手の弱点を突く方向へと試合を運ばなければなりません。

フリアンとセルロートはまだ得点していませんね。どのように働きかけていますか？
おそらく明日、彼らが重要な役割を果たしてくれることでしょう。攻撃陣には、私たちをワクワクさせてくれるプレーを見せてくれる選手たちが揃っています。そして、明日はグリーズマンのプレーにも期待しています。