アトレティコ、コレアのティグレス移籍に「イエス」間近

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アトレティコ・マドリーとティグレスはここ数時間で交渉を進展させており、アンヘル・コレアがクラブ・ワールドカップ終了後にメキシコのクラブに加入することで合意に近づいています。これは、コレアにとってアトレティコでの最後の出場になる見込みです。メトロポリターノ側は、ヌエボ・レオンのクラブに対して「イエス」を出す寸前であり、ティグレスはアルゼンチン人の彼を最優先の補強ターゲットとしています。

いくつかの情報筋はすでに契約成立と報じていますが、アトレティコ側はそれを正式には認めておらず、それでも最終合意は時間の問題だとしています。というのも、コレア本人はすでにアトレティコ退団を決断しており(最後のホームゲームでファンに別れを告げました)、行き先も選んでいるからです。

ティグレスはコレアに対し、5年契約を提示しています。現在30歳のコレアは、35歳までクラブと契約することになります。また、提示された経済条件も良好です。ティグレスは彼を攻撃の中心選手に据えたいと考えており、これは選手本人にとって非常に重要な要素でした。というのも、彼はアトレティコに10年在籍しながらも、常にレギュラーの座を確保することはできなかったからです。

来年にはワールドカップが開催されます。これはおそらくコレアにとって最後の代表大会のチャンスになる可能性があり、出場のためにはクラブでのレギュラー起用が不可欠です。そうした事情も、彼がスペインの首都を去る決断を下した大きな理由の一つとなっています。

アトレティコがコレアの移籍で得る移籍金については、数週間前に報じられた600万ユーロよりも高いものの、クラブが当初希望していた1,500~2,000万ユーロには届かない見込みです。おおよそ1,000~1,200万ユーロとなる見通しですが、契約条件の一部はまだ調整中です。

確実なのは、今回はコレアが本当にアトレティコを去るということです。クラブ側は、彼がファンに別れを告げたあとも「契約はあと1年残っており、オファーも届いていない」としていましたが、現在は状況が変わり、交渉が本格的に進んでいる段階にあります。

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