シメオネ:「PSGは我々より優れていた。細かい部分もすべて向こうに傾いたが、もう過去のことです」

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――得失点差も含めて、ゴール数を稼ぐことの重要性についてはどうお考えですか?
そのことについて考える余裕はありません。私は相手を尊重していますし、サッカーには素晴らしいところがあります。それはすべてのチームが同じ条件で競い合えるということです。シアトルはボタフォゴと引き分ける可能性も十分ありました。とても競争力のあるチームで、特に攻撃面では良いプレーをします。我々は自分たちの得意な形に試合を持ち込まないといけません。それが勝利への道です。

――チームの状態はどうですか?
良い状態です。相手が我々よりも上だったということを受け入れています。試合内容、状況ともに、私たちに有利に働いた時間は一瞬もありませんでした。この大会は非常に短期間のトーナメントなので、あれこれ考えている暇はありません。次の相手に全力で備える必要があります。

――大会の結果を見ると、どのチームも競争力があるように見えます。
このトーナメントは非常に競争が激しいです。すべてのチームが自分たちの立場を代表して参加しており、良いパフォーマンスを見せています。唯一、バイエルンの試合だけが大差で終わりましたが、それ以外の試合はほとんどが僅差でした。我々の試合だけが4点差でしたが、これからさらに緊張感が増してくると思います。

――リスボンでの大敗(※過去のCLバイエルン戦)と似ている部分はありますか?
私たちは明日の試合に集中しています。相手よりも優位に立つこと、ただそれだけを考えています。

――ヨーロッパとアメリカのサッカーに大きな違いはあるのでしょうか?
私は明日の試合に集中しています。皆さんは評論家として、毎週の試合を見てその違いを分析できますが、私の関心は明日の試合に向いています。

――ロサンゼルスを離れて、少し落ち着いた夜を過ごせましたか?
何も影響していません。ロサンゼルスでの出来事が試合の結果に影響を与えたとは思いません。相手の方が良かったですし、試合の細部でも私たちには有利な瞬間がまったくありませんでした。今は別の都市にいて、ここで状況をうまく打開したいと思います。

――プレッシャーがある状況の方がチームの力が発揮されるのでしょうか?
シーズンの中でさまざまな瞬間がありました。困難な時期にもチームはしっかりと応えてきました。一方で、15連勝という時期もありました。それはシーズンの中でも重要な時間でした。我々は敗れました。そして今、自分たちに何が必要か、どんな相手と戦うのかを理解しています。

――シアトルのチームについてどう見ていますか?
非常に競争力があるチームです。彼らのプレースタイルは明確で、攻撃的な選手が多く、3人でも4人でも前線に人数をかけることができます。中盤の選手がビルドアップに加わり、深い位置からも仕掛けてきます。エリア内に人を集めることもでき、自国リーグではそのスタイルで高い競争力を見せています。ボタフォゴ戦では良い試合をしていましたし、引き分けになっていてもおかしくなかった。今回も厳しい試合になることを覚悟しています。

――初戦の敗北を経て、チームのモチベーションや期待感は変わりましたか?
この大会のシステム上、まだ2試合残っており、その2試合で我々の行方がはっきりします。その中で、前向きにやっていきます。

――マスタントゥオーノ選手の成長をどう見ていますか?
彼は急速に成長している選手です。リーベルではマルセロ(監督)の下でプレーしており、リーベルはこれまでも数々の優れた選手を輩出してきたクラブです。彼にとってレアル・マドリーに移籍するのは大きな一歩です。成功を祈っています。それ以上に言うことはありません。

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