――デ・パウルが、『あのワールドカップのとき、君たちは初戦に負けて、それでも最終的に優勝した』と言っていましたね。
それもひとつの流れです。できれば、あのワールドカップのように進んでいけばと思います。もう起こったことは置いておいて、これからのことを考えるべきです。良い試合をして、勝って、そして次の試合も勝つことが大切です。
――チームには自信がありますか?
自分たち次第です。自分たちを信じていますし、この数日間は良い試合ができるように準備してきました。
――シアトルのボタフォゴ戦の内容には驚きましたか?
試合は見ました。良い選手たちがいることも、彼らのプレースタイルも分かっています。でも私たちは自分たちに集中しています。改善すべきところに取り組んでいます。簡単な試合にはならないと思いますが、W杯ではどの試合も難しいですから。
――PSG戦では何がうまくいかなかったのでしょうか?
彼らにも当然ながら実力があります。私たちにも改善すべき点がありました。結果は少し不公平だったと思います。私たちにも得点できるチャンスがあって、それが決まっていれば違う展開になったはずです。でももう終わったことですし、次の試合に集中すべきです。
――今、世界中でマスタントゥオーノが話題になっていますね。
すごい選手です。この前初めて会いましたが、本当にすごい才能を持っていると思います。これからのキャリアに期待していますし、幸せなサッカー人生を歩んでほしいです。
――今大会では番狂わせも多く見られますね。それも警戒のサインでしょうか?
すべての試合が難しいことは証明されています。どこの大陸だろうが、どこのリーグのチームであろうが、それは関係ありません。特にこのような大会ではね。
――アルゼンチンのチームの出来はチェックしていますか?
どの試合も接戦ですし、南米のチームはレベルの高さを見せていると思います。この大会は親善試合ではありません。ポイントがかかっていますし、ちょっとしたミスで敗退することになります。今の状況がまさにその証です。すべての相手が強敵なのです。
――リーベルが芝の状態を批判していましたが、見ましたか?
まだ見ていません。私たちは到着したばかりです。この時期のアメリカは気候も特殊ですからね。でも私たちは自分たちに集中して、良い試合をすることが求められます。芝や気候など、自分たちでコントロールできないことに気を取られるべきではありません。
――リーベルの試合は見ましたか?
良いスタートを切ったと思います。勝利で始められたことを嬉しく思いますし、彼らの健闘を祈っています。
――勝利だけでなく、得点差も重要になりますか?
もちろん大事ですが、何より大切なのは勝ち点3を取ることです。まずはそこを優先して、その後に他のことを考えればいいと思います。
――気候やシーズンのタイミングは影響していますか?
多少はありますね。シーズンの流れ、気候、そして私たちが試合をする時間帯。いろいろな要素がありますが、それに適応していくしかありません。最大限の努力をして、しっかりやることが必要です。なぜならこの大会は、待ってくれないからです。
――「チョリスモ(=シメオネの哲学)」をどう表現しますか?
クラブのスタイルですね。長年にわたりチョロが築いてきたものですから。私たちはその考えに共感していますし、それを支えていきたいと思います。明日はその信念のもとでベストを尽くします。
コケ:「リベンジしたい。自分たちが良いチームだと証明したい」
――チームは今の状況をしっかり理解していますか?
前回の敗戦は本当にショックでした。でも、リベンジしたいという気持ちは強くありますし、自分たちが今年どれほど良いチームであるかを証明したいと思っています。まるで決勝戦のような試合になりますし、フィールドに出るのが楽しみです。
――シーズンは長く感じますか?
前半はボールを持つのに苦労しましたが、後半は少し良くなったと思います。もしゴールが決まっていれば……。3点目でとどめを刺された形でした。でも、強度をもっと高めなければいけません。チームにはその力があります。
――シアトル対ボタフォゴ戦はどう見ましたか?
彼らは攻撃を恐れていなかったですね。明日は面白い試合になると思います。
――クラブワールドカップの重要性については?
最高の舞台です。勝ちたいと思っています。アトレティコを代表して、スペインのサッカーを代表して戦うのですから、私たちにとって非常に大切な大会です。
――「アトレティコらしさ」を取り戻す意味もあるのでは?
勝てばすべてが良く見えます。思うようにプレーできないときもありますが、大事なのは勝つことです。良いサッカーをしても勝てなければ意味がありません。
――今大会では番狂わせも起きています。
本当に、誰も油断はできません。これはクラブワールドカップです。どの相手も侮れませんし、私たちは失敗できません。
――南米のチームは、ヨーロッパのチームと比べてどうですか?
とても良い戦いをしています。軽く見られがちですが、彼らがどういうチームか私たちはよく知っています。クオリティは十分にあります。
――グループ突破への自信はありますか?
もちろん自信はあります。うまくやれるかという不安もありますが、私たちはPSGにもバルセロナにも勝った経験があります。どのチームとも戦える力はあります。
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