アトレティコとベティス、ジョニー・カルドーソをめぐる交渉を再開

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ジョニー・カルドーソのアトレティコ・マドリー移籍が、日に日に実現に近づいています。ついに、ディエゴ・パブロ・シメオネ監督が長年求めてきた守備的ミッドフィールダーを手に入れることができそうです。ベティス所属のこのMFは、現状手薄なアトレティコの中盤を補強するため、メトロポリターノにやってくる予定です。

アトレティコはすでに、23歳のアメリカ人選手と年俸・契約期間(2030年までと見込まれています)について合意に達しており、あとはベティスとの移籍金の交渉だけが残っていました。

ベティスが求める移籍金は3,000万ユーロを超えており、アトレティコの提示額にはまだ届いていません。先週の時点で、両クラブの差額は約500万ユーロと見られていました。なお、移籍金の全額がベティスに渡るわけではなく、一部は選手本人と、もう一部はトッテナムに支払われるため、ベティスとしては大幅な値下げはできない事情があります。

これまでベティスは、選手を交渉に含めることを拒否してきました。しかし、アトレティコがフアン・ムッソの保有権を完全に獲得したことで、状況が変化しました。ベティスのマヌエル・ペジェグリーニ監督が長年望んでいたGKであり、クラブとしてもムッソが交渉に含まれることには前向きだと見られています。

こうした中、今週に入り交渉が再開されたことを、ジャーナリストのルベン・ウリア氏が自身の番組「クラブ・ウリア」で伝えています。アトレティコとベティスは合意に向けた道を探っており、今後数日のうちに交渉が活発化することが予想されています。

また、セビージャ発のPTVセビージャでマノロ・ニエト氏も、両クラブが新たな接触を行っていると報じており、立場の隔たりは縮まりつつあるとしています。レアル・ベティス・バロンピエ側も、交渉が前進し、成立する可能性は十分にあると楽観視しているようです。

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