アトレティコ・マドリーは今夏の移籍市場で戦力を補強する予定です。すでに、ビジャレアルのバエナやベティスのジョニー・カルドーソといった選手の獲得交渉は大きく進んでおり、最大のターゲットはトッテナム所属のクティ・ロメロです。補強に向けた青写真は描かれているものの、さまざまな選択肢があり、今後のチーム編成に影響を与える可能性があります。
そしてここ数時間のうちに、新たな補強候補として名前が挙がったのがアルトゥール・テアトルです。25歳のベルギー人センターバックで、左サイドバックとしてもプレーでき、現在はアイントラハト・フランクフルトに所属しています。この件について、ジャーナリストのサシャ・トヴァリエリ氏は、アトレティコが同クラブにテアトルの状況を問い合わせたと報じています。
テアトルはフランクフルトと2029年まで契約を結んでおり、移籍情報サイト「transfermarkt」による市場価値は2,400万ユーロとされています。アイントラハトが実際に移籍金としてどの程度を要求するかは、今後の交渉次第です。なお、昨夏および今夏にはサウジアラビアのアル・ナスルも同選手に関心を示していたとのことです。
とはいえ、アトレティコ・マドリーがセンターバックの補強において最優先と位置づけているのは、トッテナムのクティ・ロメロです。シメオネ監督は、チームに闘志とキャラクターを与えられるDFを求めています。もしロメロ獲得が実現しなかった場合の代替案として、バイエル・レバークーゼン所属のエクアドル代表ピエロ・インカピエの名前が挙がっています。
メトロポリターノのオフィスが、シメオネ監督とともに描いた補強計画の道筋をそのまま進めることができるのか、今後の動きが注目されます。
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