去る5月22日、アトレティコ・マドリーはパブロ・バリオスとの契約を2030年まで延長することを発表しました。カンテラ出身のバリオスとの契約延長により、メトロポリターノのクラブは中盤の選手との契約をさらに2シーズン延ばし、契約解除金も5億ユーロに引き上げました。この金額は、マドリード出身の彼がアトレティコ内で新たな地位を得たことを明確に示しています。
まもなく誕生日を迎えるパブロ・バリオスは、次の日曜日で22歳になります。彼はもはや「期待の若手」ではなく、ディエゴ・パブロ・シメオネ監督率いるチームの「確かな戦力」となりました。昨シーズン、チーム内で6番目に多い出場時間を記録し、背番号8の彼はすでにアルゼンチン人監督にとって欠かせない存在となっています。シメオネ監督は、そんな彼に対してさらに高いレベルのパフォーマンスを求めています。
リーグ戦で4アシストを記録した一方で、ゴールに関してはまだ課題が残ります。モラタラス出身のバリオスは今シーズン1ゴールにとどまっており、それもセビージャ戦でのミドルシュートによるもので、チームに勝ち点3をもたらしました。そのため、コーチ陣からはさらにゴール前での積極性を求められています。今大会のクラブ・ワールドカップは、バリオスが中盤でその責任と自信を示す絶好の舞台となります。
パフォーマンスに見合った契約延長を果たしたバリオスは、今やアトレティコの将来を支える中心選手としてロサンゼルスに姿を現しました。まだ21歳ながら、彼はチームの未来を担う存在となっており、2022年10月にヌエボ・ミランディージャでカディス戦にてデビューした日が遠い昔のように思われます。その数カ月後の2023年1月には、正式にトップチームの一員となり、そして今、2025年6月現在でアトレティコの選手としてすでに100試合以上の出場を記録しています。
アトレティコにとって日曜日から始まるクラブ・ワールドカップは、カンテラ出身の彼が「新たな地位」を初めて示す場となります。未来を支える中心選手として、バリオスは新たなステータスを手に入れました。シメオネ監督には、長きにわたって頼れる中盤の要がいるのです。
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