ACミラン、アトレティコへ向かうテオ・エルナンデスの後任探しを開始

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アトレティコ・マドリーは、来シーズンに向けた補強作業を続けております。その中でも特に注目されているのが、ACミランからの退団が確実視されているテオ・エルナンデスの動向です。

イタリアでは、同選手がアトレティコの一員になることが既成事実のように報じられています。実際、『ラ・レプッブリカ』など一部メディアは、すでに選手との合意がなされたとまで報じており、ここ数日間でサウジアラビアのアル・ヒラルが同選手に対して強くアプローチし、契約金として3,000万ユーロの固定額に加えてボーナスを提示したとされています。

しかしながら、テオ・エルナンデスはこの移籍先に納得せず、ワールドカップイヤーということもあり、サウジアラビア行きを望みませんでした。そのため、同選手はアル・ヒラルの提案を断り、自身が育成されたクラブであるアトレティコへの復帰を希望する旨を伝えたとのことです。

ACミラン側も、最終的にはこの移籍が実現することを見越しており、すでにテオ・エルナンデスの代役を探す動きを始めています。興味深いことに、その候補として名前が挙がっているのが、アトレティコが数か月前に獲得を試みて失敗したオレクサンドル・ジンチェンコです。

今朝の『イル・コリエレ・デッロ・スポルト』紙は、テオのアトレティコ移籍を既定路線としたうえで、その後任としてウクライナ代表のジンチェンコを挙げています。一方、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』では、ACミランの守備陣補強をめぐるマッシミリアーノ・アッレグリ監督の選択肢に焦点を当て、「アッレグリが守備の壁を築く:アーセナルから2選手に照準。ジンチェンコがテオ・エルナンデスの後継者、キヴィオルがティアウの代役。ロンドンで初会談」と報じています。

アトレティコとACミランの間での移籍金については、サン・シーロ側が要求している3,000万ユーロと、アトレティコ側が当初提示していた1,500万ユーロのちょうど中間、約2,400万ユーロ程度でまとまる可能性があると、『ラ・レプッブリカ』紙は伝えています。

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