クラブワールドカップ出場を目指すバエナ、最後のチャンス

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6月10日20時をもって、クラブワールドカップ出場チームによる新規選手登録の期限が終了しました。この登録期間中、アトレティコ・マドリーはビジャレアル所属のアレックス・バエナを登録しようと試みました。選手との合意は完全に成立していましたが、最終的に両クラブ間での合意には至りませんでした。

このため、バエナはクラブワールドカップのグループステージには出場できないこととなりますが、ノックアウトステージには出場できる可能性があります。というのも、グループステージ終了後、6月27日から7月3日まで新たな登録期間が設けられる予定であり、アトレティコが再びバエナを登録する機会が訪れるのです。

ただし、クラブ側は、まずは移籍自体を確実に成立させることが重要であると考えています。バエナは23歳で、アトレティコの将来を担う存在になると見られています。そのため、選手をアメリカに早急に帯同させるために交渉を急ぐつもりはないとのことです。しかし、交渉は数日前にかなり進展しており、まだ22日間の猶予があるため、契約締結には十分な時間が残されています。

この登録期間中には、アトレティコの契約満了選手、例えばヘイニウド、アスピリクエタ、ヴィツェルなどの退団の可能性もあります。もっとも、これら3選手については大会参加のために短期間の契約延長が行われています。

FIFAは、クラブワールドカップにおける次回の移籍・登録ウィンドウについて以下のように説明しています:「一部選手の契約が大会期間中に満了することを踏まえ、参加クラブは大会中に限られた期間において選手の入れ替えおよび追加登録を行うことができます。その期間は2025年6月27日から7月3日までで、一定の制限のもとで実施されます。たとえば、この期間中にクラブが通常の登録期間を開始していることが条件となります。この制度は、契約満了を迎える選手およびクラブが適切な解決策を見出し、該当選手の大会参加を可能にすることを目的としています。」

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