アトレティコ、クラブワールドカップで新ホームユニフォームを初披露へ――FIFAが許可を承認

この記事は約3分で読めます。

アトレティコ・マドリーにとって朗報です。コルチョネロスは、クラブとして初のFIFAクラブワールドカップ出場に向けて、最終準備を進めています。この大会は、6月中旬から7月中旬にかけてアメリカで開催されます。

アトレティコは現在、たとえばアレックス・バエナのような選手の加入も含めて、招集メンバーの最終決定を控えていますが、すでに滞在先とトレーニング地は確定しています。

たとえばロサンゼルス滞在中は、アトレティコは「ホテル・コンラッド」に宿泊します。このホテルは、芸術とラグジュアリーが融合するオアシスであり、都市の文化的中心地に位置しています。トレーニングは歴史的な「L.A. コロシアム・メモリアル」で行われる予定です。このスタジアムは、数多くのスポーツ、音楽、文化イベントを見届けてきた巨大施設であり、ロサンゼルスという街のアイデンティティを形作る重要な建築的シンボルです。

アトレティコ・マドリーが取り組んでいた準備のひとつが、2025-26シーズンの新ユニフォームをこのクラブワールドカップで初披露できるかどうかというものでした。すでにお伝えしていたとおり、同クラブはFIFAからの最終承認を待っていました。メディアによれば、ロヒブランコスはついにFIFAから「ゴーサイン」を受け取り、今大会で新ユニフォームを披露することができるとのことです。これは今夏最大の舞台での晴れのデビューとなります。

FIFAが主催するこの種の大会では、色合いやフォント、背番号のスタイル、テレビ中継時の視認性などに関する厳格なガイドラインが設けられており、それに従って承認が必要とされます。そのため、アトレティコは大会主催者からの正式な許可を得る必要がありました。当初から新ユニフォームを着用する意向ではありましたが、FIFAの承認がなければ実現は不可能でした。幸いなことに、同大会に参加する他クラブと同様に、アトレティコにも承認が下りました。

これは、世界でも最大級のマーケットのひとつであるアメリカのファンたちが、アトレティコの新ユニフォームを目にする絶好の機会となります。ファンたちはすでに、今シーズン最終節のジローナ戦で来季のセカンドユニフォームを目にしています。セカンドユニフォームはブルーグレーを基調とし、ネオンイエローのアクセントがエンブレム、ナイキの「スウッシュ」、スポンサー表記に取り入れられています。このデザインは、音楽グループ「AC/DC」とその楽曲『Thunderstruck』にインスピレーションを得ており、メトロポリターノでの試合時に公式スタメン発表時に流れる楽曲でもあります。

ホームユニフォームについて
正式な発表はまだですが、ロヒブランコの新しいホーム(ファースト)ユニフォームの詳細もすでに数か月前から明らかになっています。このユニフォームは、6月15日に予定されているパリ・サンジェルマン(PSG)戦の前に発表される見込みです。

新しいホームユニフォームは、伝統的な赤と白の縦縞で構成されており、ファンにとって非常に魅力的なデザインになるはずです。首元は白のVネックで、側面にフェイクカラーが付いています。袖も縞模様で、脇とサイド部分は白で仕上げられています。

このデザインは、2010-11シーズンのユニフォームに非常によく似ていますが、ひとつだけ違いがあります。当時は背番号の背景“ボックス”が赤でしたが、今回のデザインでは白になっています。このユニフォームは、アトレティコが初のUEFAスーパーカップをモナコで制覇した際に着用していたデザインを想起させるものです。

コメント