アトレティコ・マドリーは、夏の最初の補強に向けて着実に前進を続けています。ビジャレアルとは、アレックス・バエナの移籍に関して非常に近い段階にあり、彼はクラブ・ワールドカップでディエゴ・シメオネ監督のチームを補強する可能性さえあります。
そして今回、ベティス所属のミッドフィールダー、ジョニー・カルドーソとの合意にも達したと、ファブリツィオ・ロマーノ氏が報じました。この点において、まだレアル・ベティスとの合意には至っていませんが、ここ数時間で両クラブの立場は接近してきており、数日前までの隔たりは縮まってきています。
アトレティコは、23歳のアメリカ人選手カルドーソに対して2,500万ユーロを提示しましたが、ベティス側は放出の条件として4,000万ユーロを要求していました。現在、アトレティコは3,000万ユーロの提示に加え、カンテラからの若手選手の一部譲渡を含める構想で交渉に臨んでおり、この案がベニート・ビジャマリンで検討されています。
ベティス側としては、カルドーソの移籍金から純粋に3,000万ユーロを得たいと考えています。というのも、移籍金の20%がトッテナムに渡る契約条項があるため、その分を加味して4,000万ユーロを希望しているのです。なお、イングランドのトッテナムは6月30日までに2,500万ユーロでカルドーソを買い取るオプションを保持していますが、現時点でその行使をする意向はないようです。
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