アトレティコ・マドリーの元選手であるセルヒオ・“クン”・アグエロが、次回のクラブワールドカップについて語り、自身がかつて在籍した2つのクラブ、アトレティコ・マドリーとマンチェスター・シティがこの新しい大会で争うことになると見通しを語りました。
「世界最高のクラブが一つの場所に集まって試合をするのを見るのはとても楽しいことです。観客にとっても選手たちにとっても、非常に素晴らしいことになるでしょう」とアグエロはFIFAのインタビューで語りました。
「これはすべての選手が勝ちたいと思う新しい大会で、彼ら自身が『この大会の初代王者になりたい』という気持ちを強く持つことになると思います。常に先駆者になることは素晴らしいことであり、“クラブワールドカップの最初の優勝クラブはどこか”という点は非常に意義があります」と語りました。
クンのヨーロッパでの最初のクラブであるアトレティコ・マドリーも、この大会に出場するチームの一つです。アグエロにとっては、ロヒブランコスにとって絶好のチャンスだと語ります。
「この大会に出場することはアトレティコにとって大きな意味があります。出場にふさわしいですし、ずっと良いプレーを続けています。とても手ごわいチームで、守備が非常に堅いです。フリアン（選手の一人）が加わることで、カウンターアタックにおいて新たな風を吹き込むことができると思います」と説明しました。
また、長年アトレティコを率いてきたシメオネ監督については、「チョロは長年このクラブに携わっていて、クラブのこともチームのこともよく知っています。クラブワールドカップでも重要な存在になるでしょう」と評価しました。
一方、タイトルの可能性についてはマンチェスター・シティの方が有利だと見ています。
「シティは常に優勝候補です。ただ、すべては彼らのメンタリティにかかっています。いつも優勝候補でいるというのは簡単なことではありません。でもシティが優勝候補であり続けるのは、グアルディオラがそのメンタリティを維持できているからです。彼は日々、何ヶ月も、何年も同じことを繰り返しています。だからこそ優勝候補なのです。ペップは決して休みません。そして、彼は決して戦い方を変えることはありません。たとえ負けたとしても、同じスタイルで戦い続けるでしょう。それは称賛に値します。彼には夢のような選手たちが揃っていて、その選手たちとの対話の仕方もよく分かっているのです」と、FIFA.comでのインタビューで語りました。
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