アトレティコ、インカピエ獲得においてスペイン国内に競合なし

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アトレティコ・マドリーが守備陣の補強に向けてコンタクトを取った選手の一人が、バイエル・レバークーゼンに所属する23歳のエクアドル代表、ピエロ・インカピエです。メトロポリターノでは、来季に向けて守備ラインの強化が重要な目標の一つであると明確にしており、1人または2人のセンターバックを補強する方針です。補強の人数は、退団者の数により左右されます。

その点でピエロ・インカピエは、左利きのセンターバックでボール扱いに優れ、サイドバックやウイングバック、さらには左インサイドハーフとしての経験もあることから、柔軟性があり将来性も高く、アトレティコの守備陣にフィットする人材といえます。

問題は、インカピエがレバークーゼンと2029年までの長期契約を結んでいる点ですが、本人およびその周囲は、ブンデスリーガを離れ、チャンピオンズリーグ常連のクラブに移籍するタイミングが来ていると考えています。近頃ではレアル・マドリーとの関連も報じられましたが、MD紙によると、実際にコンタクトがあったのはアトレティコだけとのことです。

アトレティコは、もし最終的に「クティ」・ロメロ(トッテナム所属)を獲得できなかった場合の選択肢として、インカピエを検討していると『Diario As』は伝えています。アルゼンチン代表のロメロは、シメオネ監督の第一希望であり、トッテナムは同選手に対して5,800万ユーロを要求しています。ロンドンのクラブがこの金額を譲らなかった場合、アトレティコはエクアドル人DFの獲得に舵を切る見込みです。

ちなみに、バイエル・レバークーゼンはインカピエに対して5,000万ユーロの売却希望額を設定しており、これは数週間前に『ビルト』紙が報じた内容です。アトレティコは、この金額を引き下げることができればと期待しており、自身らがセンターバック補強に充てると考えている予算内で収めようとしています。今後数週間が、アトレティコがどのセンターバックを獲得するかを決定づける重要な期間となります。

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