アトレティコ・マドリーはすでにシュトゥットガルトに対し、同クラブのフォワード、ニック・ウォルテマーデについて問い合わせを行いました。これは、ドイツのクラブがカップ戦で優勝を果たした翌日の日曜日のことです。その試合で、23歳のフォワードは先制点を挙げ、チームはアルミニアに4-2で勝利しました。
ロヒブランコスはシュトゥットガルトに連絡を取り、選手への関心と、今夏の移籍市場での放出に対するドイツ側の姿勢、そして要求される移籍金額について確認しました。
これは多くのクラブが行う通常の接触の一環かもしれませんが、選手の代理人ではなくクラブに直接連絡を取ったという事実は、関心が本物であり、メトロポリターノでは真剣に検討されている選択肢であることを示しています。
ブレーメン出身のウォルテマーデは身長2メートル近くありながら、足元の技術に優れた器用な選手です。市場価値は1,700万ユーロで、キャリアにおける最高額となっており、契約解除条項が設定されていないため、移籍金もこの額に近いと見られています。
ウォルテマーデはブンデスリーガで28試合に出場して12得点(カップ戦では5試合で5得点)を挙げました。シーズン当初はスタメンではなかったことを考えると、良好な数字です。なお、チャンピオンズリーグの登録メンバーには含まれていませんでした。
数か月前、ドイツU-21代表としてスペイン戦に出場し、3-1での勝利に貢献するハットトリックを達成しました(左右の足と頭で1点ずつの“パーフェクトハットトリック”)。そのときのスペイン代表GKは、アトレティコBのアレハンドロ・イトゥルベでした。この試合をきっかけに、彼の名前はスペイン国内でも広く知られるようになりました。
この試合はウォルテマーデにとって特別な夜となりました。というのも、彼はラ・リーガの熱心なファンであり、スペインの試合を注視しているからです。したがって、アトレティコ・マドリーからの関心は非常に好意的に受け止められており、彼自身もこのクラブを優先的に考えているようです。
とはいえ、アトレティコだけが彼に関心を示しているわけではありません。ドイツ国内ではバイエルン・ミュンヘン、イングランドではエヴァートンやブライトンといったクラブも接触しています。シュトゥットガルトは複数のオファーを待っており、最終的には選手自身の希望も大きく考慮されると、ドイツ国内では報じられています。
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