チェルシーに敗れてレアル・ベティス・バロンピエがカンファレンスリーグ決勝を終えた直後、アトレティコ・マドリーによるジョニー・カルドーソ獲得の交渉が始まりました。数時間のうちに交渉は大きく進展したようです。どうやら今夏こそ、シメオネ監督が待望していた“5番”の選手をチームに迎えることができる夏になりそうです。
ジョニー・カルドーソがアトレティコの新たな選手となるための第一歩はすでに踏み出されています。選手はすでにアトレティコとの合意に達していると『マルカ』紙は報じています。現時点では、これは選手とメトロポリターノのクラブとの間の口頭合意です。これからはレアル・ベティス・バロンピエとの交渉が順調に進む必要があります。
カルドーソとアトレティコはすでに給与面で合意しており、イタリアのパスポートを持つアメリカ人である同選手との契約は、移籍市場専門のジャーナリストであるニコロ・シーラ氏によれば、2030年までとなる見込みです。
23歳のアメリカ人ミッドフィールダーであるカルドーソは、現在ベティスと2030年までの契約を結んでおり、契約解除金は8,000万ユーロに設定されています。トッテナムは、2,500万ユーロでの優先オプションを保有しており、ロンドンのクラブはこの移籍案件におけるアトレティコの最大の脅威となっています。なお、選手の移籍金は2,500万~3,000万ユーロの間になると見られています。
ただし、アレックス・バエナのようにクラブワールドカップに出場する可能性があるケースとは異なり、アトレティコにとってカルドーソは急を要するものではありません。カルドーソはテレビかスタンドからシメオネ監督のチームを見ることになるでしょう。なぜなら、その時期にはCONCACAFのゴールドカップが開催され、アメリカ代表も参加するため、同選手は代表チームに帯同することになります。
このようにして、ジョニー・カルドーソはアトレティコ・マドリーの歴史上初めて、クラブのユニフォームを着るアメリカ人選手になる可能性があります。これまでロヒブランコとしてメトロポリターノに登場したことのない国籍のひとつです。
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