バエナ獲得へ加速

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予想されていた通り、アトレティコ・マドリーは今週、ビジャレアル所属のミッドフィルダー、アレックス・バエナの獲得に向けて動きを加速させています。今シーズンに向けてこのポジションを補強するための最優先ターゲットとなっております。

ロヒブランコは、ラ・リーガの終了を待ってからビジャレアル側と交渉を始めることを望んでおり、ビジャレアル側はすでに、メトロポリターノからの関心を把握していました。また、選手本人もすべてを承知しています。そして、リーグ戦終了後、交渉が始まりました。これは、時間をかけすぎず、できればクラブ・ワールドカップまでにディエゴ・シメオネ監督の下で起用できるようにすることが目標です。

これは、アルメリア出身のバエナにとって大きな願いです。彼は先週末、すでにカステリョン州のファンに別れを告げており、フェルナンド・ロイグ会長(「誰の翼も切り落とすべきではない」と発言)やマルセリーノ・ガルシア・トラル監督(「サイクルは始まり、そして終わる」と発言)も、その意向を示唆していました。

バエナは7月で24歳になりますが、アトレティコへの移籍に向けてすべての段階が進行中です。ただし、まだ移籍は正式に決まっていません。契約解除金は5,500万ユーロですが、ビジャレアルと選手の間では、「選手が納得する有力なオファーが届いた場合、4,500万~5,000万ユーロで移籍可能」と合意されていました。そのクラブがアトレティコであり、バエナは今年1月にはサウジアラビアからの好条件のオファーを断っています。彼がラ・セラミカを離れる理由は、ヨーロッパのトップクラブでプレーするためです。

リケルメ、ラ・セラミカで評価高まる
マドリードのクラブは、バエナ本人とはすでにすべての条件で合意しています。ただし、ビジャレアルとはまだ交渉中で、ビジャレアル側は1つの名前を交渉テーブルに載せてきました。それがロドリゴ・リケルメです。カンテラ出身のこの選手はマルセリーノ監督のお気に入りで、移籍の可能性が取り沙汰されていますが、ビジャレアル側は2つの交渉(バエナとリケルメ)を独立したものとして扱いたいとしています。

アトレティコ内部では、バエナの意向や、ビジャレアルが彼の去就をすでに把握していることを踏まえ、早期の交渉成立に対して適度な楽観論があります。両クラブの関係も良好であり、合意に達することはほぼ確実と見られています。そのため、バエナはクラブ・ワールドカップに向けてアトレティコを補強する形になる可能性があります。

アトレティコは、6月15日にロサンゼルスのローズボウルで行われるPSG戦でクラブ・ワールドカップ初戦を迎えます。

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