アトレティコ・マドリーは現在、フォワード市場を精査しています。これは、コレアの退団が確定するのを待ち、さらにグリーズマンが自身の将来について最終的な決断を下すのを見極めているためです。そのため、これまでにダルウィン、セスコ、ギェケレシュ、プアドといった選手たちの名前が取り沙汰されています。最終的に誰が退団するかによって、クラブに加わる選手が決まる見込みです。
そうした中で、最新の候補として名前が挙がっているのがニック・ヴォルテマーデです。23歳のシュトゥットガルト所属のフォワードで、ブンデスリーガでの今季のサプライズの一人として注目を集めました。先週の土曜日にはDFBポカールで優勝を果たしています。ドイツの『BILD』紙によれば、アトレティコは日曜日の夜にこのフォワードの状況について問い合わせを行ったとのことです。
現在、ヴォルテマーデは2028年まで契約を結んでおり、契約解除条項（バイアウト）は設定されていません。さらに、彼はチーム内でも最も年俸が低い選手のひとりで、年俸は150万ユーロです。この条件については、すでにシュトゥットガルトと見直しの交渉を始めているとのことです。この夏がその交渉にとって非常に重要なタイミングとなります。
彼はその高身長が特徴のフォワードです。身長は1メートル98センチあり、ドイツの専門サイトによれば「勤勉で、本能的、賢く、ゴール前で危険な選手」と評されています。ヴォルテマーデはこの夏、ヴェルダー・ブレーメンからシュトゥットガルトにフリーで加入しました。彼はブレーメンで育成された選手です。
今季はシュトゥットガルトで33試合に出場し、17ゴールを記録しています。同クラブでドイツ杯を制し、ブンデスリーガでは9位でシーズンを終えました。また、U-21ドイツ代表でも印象的なプレーを見せており、A代表でのデビューが待たれる存在です。
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